買うならハーレー

やっと2日程 私に休暇がやってきた

今 腰を据え

じっくりPCに向かっている

先日の一件では

多くの方に心配をお掛け致しました

また暖かい励ましも頂き有難うございました

ちょっと血圧が低いのが気になりますが

ぼちぼちやっていきます (^^♪

 

 

先のお盆休みの反省を生かし

宿からの「ご案内」や「マップ」なんかも作ってみた

新規のお客様が20人いれば

その20人への説明を少しでも

簡略化しようとするのが狙いだ

ついでにホームページの文面も

多少の修正を加えてみた

 

初めてご利用いただくライダーさんは

様々な不安を持ちながら

宿選びをすることでしょう

旅慣れた方にしてみれば

「どんな状況となっても、とりあえず用意」

しておく事ができるのだけど

当宿はお泊りツーリングデビューであったり

初ライダーハウスの方が異様に多い

その為丁寧に説明をする機会が多くなる

また そんなビギナーほど

快適性を求める傾向にあり

『コンビニはどこですか?』

『山の中で驚きました!』

『周りに何も無いんですねえ』

仕舞にはシャワーが無いんですか・・ と

はい そんなもの無いです

YOUは何しにここへ来たんですか?

うちはペンションじゃないよ!

と言いたい気持ちをグッと抑え

丁重にお詫び? 説明をする

なんだかねぇ~

街のビジホに泊ったら如何ですか?!

お互い嫌な思いをしないよう

もっとHPに説明を入れようじゃないか

読むか読まないかはご自由ですが

目を通して頂けると信じ

一応説明するに越した事はない

 

 

 

 

先日 あるカップルライダーさんが来館

彼女は中型を取りたてのビギナーさん

古い型だがセンスの良い250ccに乗り

バイクに乗る事がたまらなく好きな様子

また彼とのツーリング自体も嬉しそうで

とても目が輝いていたのが印象的だった

これからも その先も

彼等のバイクライフが

素敵なものであり続けて欲しいと願う

 

ふと

自分のバイクライフに思いをはせる

私は大概いつも一人で走っている

人間関係が苦手と言う訳でもない

気の合う仲間がいれば

一緒に走ってもいいとは思う

だけど

今はそういう機会に恵まれない

 

昔 会社仲間でマスツーをしていた頃

休憩地や経由地を決めたら

身勝手にスピードを出し

マシンの限界までスロットルを開け

限界スピードを知る様な走り方をしていた

ソロで走るようになっても

その癖は治らず

治るどころか糸が切れた何チャラで

ますますスピードの虜になっていた気がする

それは恐らく

3歳からはじめたスキーが関係しているのだろう

小中高と競技スキー部に所属し

社会人になっても24歳まで続けた

なのでスピード感とか動体視力的なモノが

相当麻痺しているのかも知れない

県選手権や国体予選クラスの大会では

大回転での平均速度は約50~60km/h

滑降レースでは80km/hとなり

MAX100~120km/hになる事もある

速さに伴いアドレナリンが出でしまい

抑えられないタイプなんです・・

そんな事から早いバイクが好きだった

バイクは早くなきゃいけないと思っていた

 

20歳で二輪の限定解除を取得し

KAWASAKI GPZ900R

YAMAHA YZF1000R

BMW R1100S-BCR

と乗り換えてきたが

BMWとの出会いが

私のターニングポイントだった

国産マルチ(四気筒)エンジンと比べれば

圧倒的に遅いバイクだったが

キャッチコピーにもある

「駆けぬける歓び」がそこにあった

以後 早いバイクに乗っていない

今思えば

よく今まで命があったものだと思う

そんな私の失態を教訓に

これからバイクを購入しようとする

すべてのビギナーライダーへ

誤解を恐れずアドバイスさせて頂く・・・

 

 

まずはどんなオートバイに乗ったらいいのか?

これについては決まりきっている

「ハーレーに乗りなさい」

ハーレーに乗っている人の多くは

とにかく群れになる

なので自然とツーリングのお誘いがあり

当然マスツーリングとなる

そしてハーレーに乗っている限り

速く走る事を求められることはまずない

どこぞのワインディング路が遅くても

運転が下手ではなく

ハーレーだから と言える

それに

いかにも「オートバイ乗り」という感じがして

優越感に浸れる

 

オートバイを買った以上

なるべくならマスツーリングで走る方が楽しい

そしてそれなりのグループに参加する為には

抜群の知名度がある

ハーレー(米国)やBMW(ドイツ)といった

外車をフルローンで買いなさい

しかし

ソフテイル系やスポスタ・ダイナ系を買ってしまうと

そのグループの中では仲間外れと見られてしまい

気分が好いものではない

逆に言うと

この車種を選ぶと言うことは

シブさを知る

本当のハーレー愛のある人だとも言える

 

これからのバイクライフで得をしたいなら

多数派にいる方がいいのです

人と違った選択をするという事は

それなりに覚悟がいる訳で

群れに入れないことを意味します

『俺は群れるのが嫌だ』

と言ったところで

あいつは友達が居ないんだぜ

と囁かれているのかも知れません

どのバイクを買うかは個人の自由だけど

その後のバイクライフを送る上で

とても重要な要素なんですよ

 

たかがバイク

されどバイク

どんな車種に乗ろうと

命をとられる訳ではありません

周りからどんな風に見られているかなんて

どうでもいい事じゃありませんか!

所有欲なんてクソ喰らえ

大切なのはオートバイが好きで

走ることが好きってこと

見たこともない風景に出会えた時の感動

知らない土地へ連れてってくれる愛車への愛

そんなライダーが増えて欲しい

そして群れることを嫌い

群れから外れたライダーが辿り着く場所

それがRHルート66だったらいいナ

 

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