梅雨旅 2024①

6/24(月) RHルート66


昔とは違い高速ひとっ飛びで

新潟港FTまで行く事は不安なので

昨年から新潟市内に前泊してから

渡道をする様に保険をかけている

当然その分経費は掛かるのだが

旧車に乗るという事はそういうこと


昨夜は夜中強く雨が降っていたが

路面こそ濡れているけど曇り空

宿の屋内駐車場で出発を待つ相棒に

着替えなど最後のパッキングを済ませ

ポンコツ号に手をあて挨拶をする

『頼んだぞ 相棒』

キック前の儀式を丁寧に行い

『行くぞー』と火を入れる


今日は移動するだけの日

新潟市内への行き方は様々あるけれど

今まさに走り出しながらも決めかねている

R18で上越市に出て海岸線を北上するルート

同じくR292で富倉峠を越えていくルート

または

R117津南・十日町を抜けて行くルートと

大きく二つの方法がある

涼しかった気温は徐々に上昇し

あっという間に蒸し暑くなり

体力気力が削られていく

サクッと高速道路を使えば楽なんだけど

必ず失速して尺取虫走行を起こす持病を

コイツは持っている

今回の修理でどこまで改善されたのか?

その見極めも今回の目的ではあるけれど

北海道に渡る前に

故障してしまう事だけは避けたかったので

今日一日はゆっくり下道を走ろうと思う

空を見上げ左右の雲色を確認する

そしてR117十日町ルートに決めた

感覚的にホテル着は16時だと思った


積載量と積み方なのか

ハンドルがブレ出しシューを調整する

そしてヤツの調子を感じとれば

俺の心配をよそにすこぶる快調だ

雰囲気でいけそうだと感じる

通り過ぎる田園風景は

どこも田植えが終わり

あぜの草刈りなんかも済んでいる

今回の旅を前に

私もしっかり百姓を済ませたので

心置きなく旅を満喫できる (^^)v


相棒との向き合い方は

前回の反省を活かし

長くても90分走ったら休憩

これを守りながら走り進めて行くと

なんだかんだで16時過ぎ

FTに程近いホテルに到着


万代エリアを散策していると

早い時間は格安の居酒屋を見つけ

深酒をすることなくホテルへ戻り

欲で無料の一杯を頂いてから

明日からの体力温存に努める事にする




6/25(火) 新潟市

寝苦しさで一晩中のエアコンon

案の定なんとなく体が怠く感じる

今回のスーパーホテルの魅力は朝食で

白いご飯に味噌汁

梅干と漬物そして納豆

食後に落としたてのコーヒー

もう言うことなし!

文字通りスーパーなホテルだ


いつも通りのルーティーンに気を良くし

相棒にも給油をしておく

そして2食分の買い出しを済ませてから

10:30 新潟港FT到着(12:00出航)

こんな早い時間に着いたのは

久しぶりだったけれど14番手

残念なことに今年は

姫ライダーに会う事はなかった

なんだかんだ言いながら

密かに楽しみにしていた

人間観察だったのになぁー (^^;




6/26(水) 小樽市

目が覚め甲板へ出てみると

今にも降り出しそうな曇天模様だ

北海道にしては湿度が高いのだろうか?

蒸しっとしてちょっと肌寒く感じる

と そう思ったのは勘違いで

尋常ではない寒さだった

海を左に見ながら走り進めれば

私の体はガタガタと震え出し

歯を食いしばるせいか顎が痛い

標識の気温は10℃を示している

どうにも我慢できず

綺麗にパッキングされたバッグから

インナーを取出し二枚重ね着をした

Tシャツにジャケットでは舐め過ぎでした

裏腹に相棒は快調そのものだけど

いつ機嫌が悪くなるのか?

その心配もあり

この日はひたすら羽幌を目指した

すると

一本早いフェリーに間に合い

行き先を天売島へ変更

羽幌~(焼尻島)~天売島(高速船¥4,170)


FTでオートバイを置いていき

体ひとつで離島へ渡る為に

コインロッカーの場所を伺えば

オートバイごと保管してくれるという

しかもシャッター付きの屋内保管(無料)

ナント素晴らしいサービスなんでしょう

こういうのって有難いですよね

あくまで自己責任なんだけど

バックパックに着替えと貴重品だけを詰め

ヘルメット・ジャケット&シューズと

余分な着替え用バッグとキャンプ道具一式は

車両に括り付けたままにした

バックパッカーの様に身軽になったところで

離島での食事は要注意だと聞くので

出航前の港で腹ごしらえをする

どれも中々のお値段なので

一番お財布にやさしい

満腹ラーメンセット(フグだし醤油味)をチョイス


天売島 上陸

周囲12km 人口250人

100万羽の海鳥が生息する

「海鳥たちの楽園」と言われる島

島のレンタルバイク屋で

原付(50cc 2H ¥2,000)をお借りする

ホント小さな島なので

上陸した観光客とはどこでも行き会う

札幌市内から来た女の子だったり

台湾から日本旅をしている若者

彼は日本が気に入ってしまい

1週間延長して旅を続けているという

残念ながら貴重な

オロロン鳥は見れませんでしたが

次の離島(焼尻)へ渡る事にする

つづく



※一番最後に360°画像&動画upします

格安居酒屋(新潟市)
キャンプ道具箱・離島用ザック・着替えなど防水BAG
新潟港FT到着時の様子
高倉健さんに会いに・・
オロロン鳥モニュメント(羽幌町)
羽幌FT
天売FT
iPhoneで撮影
赤岩展望台
島の絶景路



※ 指で色々動かしてみましょう
梅雨旅2024 天売島 赤岩展望台

梅雨旅2024 天売島 赤岩展望台 – Spherical Image – RICOH THETA


梅雨旅2024 天売島 島の稜線絶景路

梅雨旅2024 天売島 島の稜線絶景路 – Spherical Image – RICOH THETA

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