再認識
すっかり理解しているでしょう
この時期
北信エリアを熱狂させる山菜
ネマガリタケ(根曲竹)
新潟県以北では姫竹とも呼び
ここ北信ではサバの水煮缶と
信州味噌だけで食されている
そんな事もあり
この時期に限っては
サバの水煮缶が品薄&値上がる
笑っちゃうけれどそれも風物詩だ
高山村でも「タケノコ街道」と命し
一大産地として知名度UP作戦中
飲食店や地場産売店などで
ネマガリタケ汁を提供している
さくらんぼと同じ時期で
梅雨入りからが旬のこれは
およそ1ヵ月がシーズンだけれど
仕事として収穫している業者は
標高・場所を変えて入山している
しかし私は遭難騒ぎにならぬ様
知っている山へしか入らない
なので収穫期間はせいぜい2週間
取れても採れなくも
毎年「この日」と推測して
イベント日程を企画している
そのイベントですが
今年は異常な盛り上がり?!
熱気を帯びていて
前日から宿入りしての
連泊組さんが大半を占め
今年から導入している
R66アシスタントさんの協力と
メンバー様の手助けをうけての
実施となりました
お爺さんは山で収穫
おばあさんは里で皮むき
まぁそれが例年の事でしたが
ナント!!
今年は勇敢な奥様が
奥山まで収穫に行きたいと言い
いつもの助っ人メンバーに
赤トラボン姫が同行する事となった
さて その為にジェベル号を
2ケツ仕様に変えてのタンデム
私は下手くそで自信もないので
途中何度かは歩いて頂こうと思い
事実何度かそうして頂いた
しかし後ろを走っていた
あのミスターが男気を見せ
タンデム走行をかって出た
さすがだなァ~と思った矢先
数メートル走った場所で
バイクが横たわっていた (*´Д`)
でもね
テクニック云々ではなく
無理なものはムリなんですよ
2年前より去年
去年より今年と
毎年確実にガレ度が増し
一人でもやっとな場所がある
まぁ今回は笑い話で済んだけど
しっかり映像に残されているので
動画UPを楽しみにしていてください
なんだかんだ言いながら
「いつもの場所」に到着して
エアーラッパを四方に向け鳴らし
支度をしっかり整えて
いざ藪漕ぎスタート
時に匍匐前進を行いながら
注意深くネマガリ君を採っていく
今回戦力に加わった姫を
皆で心配してはいたけれど
予想を超える上モノを次々と採り
すばらしい成果を発揮してくれた
ホント助かりました !(^^)!
その甲斐あって昼過ぎには帰宅
でも昨年より2~3割増しの収穫
採り手は温泉で汗を流した後
14:00から参加者総出による
ムキムキ作業です (#^^#)
慣れと数の威力はさすがで
1.5時間ほどで終了
その為に加工する方が追い付かず
採り手全員による作業となった
この加工作業を知ると
次回収穫する際の参考となり
細いネマガリには目が向かなくなる
これが大事なんですよねー
でもね心底感じるんだけど
採り手・剥き手・加工
これらの作業の協力が無ければ
とてもできないイベントである事は
誰しも感じていることで
宿のキャパ分の量を収穫するのって
3人でも足りない?ぎりな感じなので
ミスターとHomazonには
毎年感謝しているんですよ!!
面と向かっては言いませんけど・・
週間天気予報がコロコロ変わり
ヤキモキさせられましたが
今シーズンも事故無く収穫を
無事終えることができました
さて今回も昨年同様
汁と天ぷらと蒸し
この3種類を提供させて頂きました
汁はオーナー
天ぷらはミスター
蒸しはセルフサービス
そんな感じでしたが
我が家の汁はどこぞの
具の少ないそんなモノではなく
ネマガリ煮と言えるような具沢山で
何杯でもお替り自由
そして手を挙げれば
熱々の天ぷらが手元に運ばれ
ホクホクのヤツが食べれる
皆で働いた後の宴は一体感があり
『ありがたいなー』
と感じずにはいられなかった
そしてこの宿って
お客さんに支えられているんだなぁと
つくづくジーンときてしまったよ
現実的に考えれば採り手が
私一人となってしまったら
このイベントはできないだろう
それを実現する為に
今年は5月に福島から
オフ車をトランポしてくれて
この日に備えてくれている事
感謝しきれない裏方の協力が
あって実現している事実があります
私事ですが実は体調が悪く
体力が落ちてた日だったので
有難さが身に沁みました
そして宴会が終わった翌日は
数名が残り掃除を行ってくれました
特に今年感じるんですよね・・
もう私ひとりの宿ではないってこと
そしてそんな多くのファンの為にも
一年でも長くライハを続けること
それが恩返しになるんだろうと思う
今日はちょいとまじめ君ですが
ご参加いただきました皆様
満足いただけましたでしょうか?
私は皆さんが喜んでいる
その笑顔がみれて嬉しかったし
これからも頑張れるパワー頂きました
それでは梅雨に入り
我が宿は閑散期になりますが
どなた様も運転には気を付けましょう