2022北海道②
7/3(日)
寝坊するような輩だけど
得意技は準備が早いところ
周囲ではまだ荷をほどいては
またパッキングする姿がある
いつまでそんな事してるの?
さっさと準備しなさいよ
と思ってしまう姿がある
でもこういうのって
良く見掛ける光景ですよね
一緒にツーリングしてて
ちょっとイラっとする瞬間だ(笑)
こんな時は一人で良かったと
思ってしまう瞬間だったりする
そんな人々を横目に
お隣のソロHD乗りさんと話す
天気の事だったり色々・・
そして朝食ってどうしてます?
と伺ってみれば
以前は「隣友市場」とか行ってたけれど
今はもっぱら「なか卵」だと話す
ここにも私と同じ考えをお持ちの方が
居るのだとちょっと嬉しくなった
私はもう少し先の「すき家」だけどネ
確かに北海道に上陸して
さぁ海鮮だーと
あの市場へ行くのも良い
ただ値段が高すぎる気がする
要するに
どこでそのお金を使うのか?!
それを考えておかないと
大名ツーリンでない限り
お金がもたないのである
なので私は
それが今ではないのである
全国どこでも安定の同じ味
「まぜのっけ朝食」ミニ¥320
しかしこのご飯の量というのが
地域によってバラツキがあるのも
中々面白いところですが
この店は並程度の量だった
しかしなんとも素晴しいコスパだ
追加のCoffeeを飲みながら
yahoo天気を確認する
相変わらず道北エリアは
大傘マークが無くなったけれど
ぐずついた予報になっている
明後日まで待てば
それ以降は晴天予報になっている
何処へ行くともなく
旭川方面をセットして
とにかく北に向かって走る
Googleナビからは
『51km道なりです!』と
なんとも投げやりな
案内の声が聞こえてくる
走り進めるにつれ
進行方向(北)は鉛色の雲
東方向も低く雲が掛かっている
道端の木陰になっている
芝生の公園?を見付け
腰を据えてじっくり熟考する
そして出した答えは
「同級生に会おう」だった
早速LINEを入れてみれば
暫くして返信が返ってきた
そうか!
今日は日曜日だったのか・・
とても急なんだけど
今日会える??と打ってみる
返事はOKで
彼女の家に泊っても良いと言う
そんなことで
目的地を帯広に決めた
待合せ予定の夕方までは
まだまだ時間的余裕があるので
空模様を見ながら
滝川~深川~旭川と北上し
三国峠~上士幌へと南下する
旭岳・大雪山をぐるっと回る感じだ
もう閉鎖しちゃったかなぁと
心配しながら鹿の谷(かのや)へ
すると
見た事も無い若者が手伝っていた
聞くところによれば
まったくの赤の他人で
住み込みで手伝っているとの事
なので現在は電話予約も可能
楽しみにしていた
久し振りの鹿の谷の湯は
なんとなく以前の印象と違い
薄い?個性が無くなった?
なーんかそんな印象であった
糠平温泉 湯元館は
以前売却予定だったはずが
話がうまくまとまらなかったのか
閉鎖中の感じで残念な姿だった
こうして馴染みのあった宿が
少しづつ無くなっていくのって
寂しいのもですね
山を越え
十勝地方は晴天になり
ナイタイ高原へ向かう
ここは日本最大の牧場で
圧倒的なスケールの眺望は
何度来ても汚れちまった心が
一瞬にして浄化される様な
そんなパワーを持った場所だ
北海道の大空
緑眩しい芝生
爽やかな高原の風
気が済むまで横たわってみる
さて
彼女はあぁは言うけれど
男が女子の家に
突然泊る訳にはいかず
「RHヤドカリ」 ¥800へ向かう
駐車場にバイクを停めると
オーナーと松ちゃんが出迎えてくれた
久し振りの再会にも関わらず
変わらずの歓迎が嬉しい
鳥肌がたったよぉーと
喜ぶオーナーさん最高だった
考えてみると
4年ぶりの再訪だ
にもかかわらずの歓迎
嬉しくないはずがないよね
ライハってやっぱり
こういう結びつきがあるから
また行きたくなってしまうもの
私ももっと感情を表に
出した方がよいのかなぁーって
ちょっと反省をするのだった
約束していた時間になり
ヤドカリまで迎えに来てもらい
中学の同級生との夕食会は
リクエストしておいた焼肉
40年振り?の再会にも関わらず
すぐに時間が戻り
会話が途切れることなくつづく
冒頭
アノ宿はいつも来るの?
うん同業のライダーハウスで
好意にさせてもらってるんだ
へぇ~
泊るだけなら
うちだってウェルカムよ
男の同級生じゃあるまいし
第一 旦那さんに悪いよ
今 旦那は単身赴任だし
気にしなくていいのに・・
お前 それ余計ダメじゃんかよ
そんなもん・・?
普通そういうもんだよ
そもそも旦那さん知らないんだろ?
ううん話したよ
長野からバイク小僧が来るって
なんだよそれ・・・ハハハ
話は尽きる事無く
あっと言う間の3時間半
ホント愉しかった
やっぱり同級生ってイイネ
それにしても
アイツは俺をまだ小僧だと思い
男って思っていないんだろーか?!
まぁ彼女は女子で一番身長が高く
俺は男子で一番小さかったからなぁ
それも当然なのかも知れないナ (~_~)
備忘録的に
彼女からの現地情報を記しておく
「つけ麺田楽」辛味噌あつめ
温泉入浴セット¥1,300がお得
「幕別温泉パークホテル 悠湯館」モール泉
「うらほろ留真温泉」ph10.0高アルカリ泉
帯広市内「千代寿司」
釧路市内「泉屋」ピザ&パスタ
新得町「新得そばの館」
そしてウニ丼
家族で積丹へ行く際
民宿・食事処「大島」へ行くそうだ
以前は行列に並んで
「みさき」とか行ってたけど
味なんて変わらないので
今はもっぱらそこだと言ってた
そして積丹へ行ったら
島武意海岸(しまむいかいがん)
そこへ行けと言ってた
展望台から見るんじゃなく
階段を降りて浜まで行きなさいと
道中が長いので
以外と人は居ない
何より海が綺麗だと話していた!
7/4(月)
帯広の朝はすでに30℃
この気温は異常だと
奥さんも話す通り
湿度も高く蒸している
今日も昨日の彼女と
ブランチの約束をしている
ところがこの一帯は
昼過ぎから荒天となり
雷雨が混じる悪天候の予報
断腸の思いで彼女との約束を
LINEでキャンセルすることにした
とにかくできるだけ早く
この十勝エリアを脱しようと考えた
どこの宿に落ち着くにせよ
温泉で汗を流し
寝れる様にだけはしておこうと
上富良野の吹上温泉保養センター
白銀荘へ行ってみる事にする
実はチャンスはあったけれど
初めて入る温泉なのだ
泉質はアノ吹上温泉露天風呂と
おそらく一緒だと思うが
比べてしまえば
十勝岳温泉 凌雲閣を薦める
施設内の露天風呂で
マッタリしていると
突然雷が鳴り響き
スコールの様な土砂降りになった
この状況で走ることは
とてもできそうにないし
お願いされてもしたくない
それにキャンプもしたくない
どうすることもできず
館内で雨が止むまで時間を過ごした
足止めされた分
宿泊地は富良野か美瑛と決めた
そして地面が濡れたこの状況での
キャンプは止めておくのが賢明だ
調べてみると美瑛に昨年できた
「RH丘の館」¥1,000を見付けた
昔ながらの雑魚寝スタイル
典型的な北海道のライダーハウスで
値段相応な宿である
今宵のお客は自分含めて5名
おっさんが4名と
北海道の道の駅を廻ってる
20才のR25女子
優しいオーナーさんではあるが
食事処でお客様が夕食中の時は
いくらオーナーでも喫煙するのは
よした方が良いと
私は思ったけれど
余計なお節介はしないでおいた
ちなみに私は持ち込んだ
水とパンの寂しい夕食でした
そうです
今日も禁酒です
明日はきっと飲めるはず・・
PS 私は発った数時間後
帯広市内は停電になる程
豪雨被害に遭ってました ( ;∀;)