2020東北~道南ツーリング③
7月17日(金)
今日は太陽さんが拝めそうだ
それに岩木山登山も控えている
その為パンツは
KUSHITANIのカントリージーンズではなく
愛用のTERNUA製トレッキンパンツ
その上にカッパ(下)という服装
道中の雨を考慮しての保険だ
今日行く予定の八幡平周辺は
魅力的な温泉天国エリアだけど
優先順位から逆算してルートを組んだ
昨夜は時間がたっぷりあったので
当初の欲張り工程を修正してみる
そしてナビもYahooから
GoogleMapへと仕込み直す
後半の工程を考えると
早朝の時間を有効に使い
とっとと移動をしておきたいので
さっと身支度を済ませ
高速道路を使い一気に八幡平へ向かう
道ミッションNo1である
八幡平アスピーテライン
所々路面が濡れてはいるけど
走るには全く問題ないレベル
しかも空は明るい
最後に動画をUPしておくので
お時間がある方はご覧ください
バイクに乗れなくて
いじいじしている方は
走ってる気分になれるかもねー (^^;
この道は山岳ルートの部類だけど
大したタイトコーナーが無いので
コーナーがちょっと苦手な方でも
景色を楽しみながら
ルンルンで走れる
そんな快走路なのでおススメですね
特に良く写真で見る山頂付近
恐らく岩手県と秋田県境の
三叉路からの景色は一見の価値アリです
ここを下にさがると
藤七温泉が待っている
お目当ては泥湯で知られる露天風呂だ
ここも所謂 足元湧出温泉で
ケツの下から温泉が湧いているのだ
当然混浴となっているけど
広いので『なんで入って来たんだ』的な
冷ややかな女性の目に遭う事はないだろう
願わくば適当な数の入浴者が
パラパラと居て欲しいものである
藤七温泉 彩雲荘 ¥600
男性の脱衣所からは憧れの
露天風呂が広がりを見せている
何組かのカップルさんも居るが
湯浴み着を付けているので
少し安心をする
だけど温泉を管理する身からすると
湯浴み着やバスタオル入浴は反対だ!
もし循環式温泉なら最悪です
細かな生地がろ過機のフィルターに詰まったり
そこに細菌が繁殖して衛生的に最悪です
循環式でなくも
生地を介し菌が繁殖します
上がってる時はうまい事隠し
入浴する瞬間外すなど
浴槽にタオルを入れない
そういったタオルを上手に使いこなせる
温泉上級者が増えて欲しいと願う
私は勝手に「温泉マイスター」と呼んでいる
さてさて湯加減は如何なんでしょう?
男だって混浴に入る時のマナーはある
女性にナニを見せてはならぬ
見せたがりの変態と思われない為にも
例えば内湯などで体を流しておき
混浴槽では掛け湯程度で浸水できるよう
スマートさが必要である
点在する浴槽を次々と入り進むと
温泉好きが表情に出ている方に話し掛ける
先程「ふけの湯」に入ってきたといい
この後は乳頭温泉郷だと話す
いやー 最高のルートですねぇ
俺も引き返したい気持ちになる
そんな彼もこっちは初めてで
今回は王道を攻めると話していた
後で知った事だが
仕事が休業になったので
田沢湖で何日か釣りを楽しんでいると話す
バイクと悩んだけど雨予報が続くので
今回は自動車を選んだという
温泉も会話も堪能したかったが
程々にて上がる事にする
しかし昨夜
自分のシェラフを使わなかった事を
朝から後悔しているのだ
やっぱり宿の布団は使っちゃダメですね
綺麗そうに見えてもです
腕と首回りとおでこが痒い ( ;∀;)
入る時に思ったけど
これは何の意味なんでしょう?
男根を祭る地域なのか
安産・子宝などの意味なのか??
それにしても立派だなぁ
ちくしょー
さて今回最大のミッション
秋田県道66号です
ここを踏破すればゴールは近い
北関東周辺の四つを残すのみ
時間短縮で高速道路を有効に使い
一路 津軽岩木スカイラインへ
空は雨の気配もなく
真っ青に澄み渡っている
正面には雄大な岩木山
中腹に多少雲が掛かっているが
裾野も山頂も綺麗に見えている
この旅一番のハイテンションです
津軽岩木スカイライン料金所 ¥1,050
聞けば平日はリフト営業無しという
んん・・ えっ!
なんて言いました
営業してないの??
ショックだった (>_<)
アフターコロナはここまでも
我々を苦しめるのか
『岩木山 お前もか!』
でも道ミッションNo2のスカイラインを
晴れで走れるだけ幸せだと思わなきゃ
69個のカーブが続くというが
思っていた以上に細いんですね
道脇の草刈り前なので余計に細く感じる
直線が徐々に短くなり
コーナー~直線~コーナーと
もう幸せいっぱい&倒し三昧天国
そしてBMWハイテク機能
シフトアシストの恩恵は計り知れない
2速~3速~2速~3速と
40回50回と繰り返す中
一度もクラッチは使うことなく
またスロットルも戻すことなく
一定をキープしているだけ
つまらないと思うかも知れないけど
これが楽チンで最高に楽しい♪
イイじゃないか岩木スカイライン
またここを戻ってくるんでしょ
これまた最高だよ!!
最高の天気
圧倒される雲海
山頂への登山は叶わなかった事は
とても残念だった
けど また来る理由もできた事だし
良しとしようじゃないか岩木山
予定が変わってしまったので
随分と時間的に余裕ができた
となれば
後二つ行っちゃいますかー
百沢温泉 ¥330
鉄鉱泉?の様な色
析出物でかまちや床が層を作り
泉質の濃さを主張している
適温の浴槽は
独特な肌触りの極上湯である
わざわざ来た甲斐は十分にある
何より安い
期待していなかっただけに
カウンターパンチを見舞われた様に
深く私の身体に刻まれた
立地と言い
泉質と言い
ここでR66二号宿をやりたい
そう思ってしまったのである
こうなると嶽温泉も気になるが
新屋温泉 ¥400 へ行く事にする
写真で見る限り緑色の湯と銭湯感が
避けて通れない雰囲気を醸している為だ
案の定 下町の銭湯的な佇まい
気取らない雰囲気
サラっとした湯触り
若干ヌルヌルする泉質だ
今日を締めくくるには最適
洗髪と髭剃りもできた
サラサラ髪はテンションが上がる
湯上りの汗が止まらないので
軽装で今日のお宿に向かう
津軽の宿 弘前屋 ¥6,000(朝食付き)
驚くほど綺麗な外観と館内
2Fがせり出している構造なので
駐車スペースは例え雨の日であっても
濡れずに荷下ろしができバイカーには嬉しい
私は50の年になってから
3日に一度はふっくらとした枕と布団
できれば畳よりベッドで寝たいと思っている
なので計画を練る上で
3日目となる今夜は奮発して
ささやかな贅沢を味わうのである
ここは弘前駅前にあるので
朝食のみ付くプランを選択し
晩酌はどこか適当に探す魂胆
今は一刻も早く居酒屋で喉を潤したい
部屋でささっと着替えを済ませ
地元サラリーマンが通う様な
安く渋い赤提灯を探すとする
でも贅沢はダメです
出しても3,000円程度と決める
いざ出陣じゃー
駅周辺には全国チェーン店が数件見えた
しかし私が求める店ではない
逆方向の少し駅から離れたブロックを歩く
ふと良さげな店を発見
脳裏から生BEERが離れない事もあり
散策を止め今宵はココに決める
座ると同時に『生ビール』と告げ
メニューに目を通すが
バイト学生からここのおススメは
3菜+刺身+焼き魚のセット¥1,500だと言う
変化球を投げる事なくソレをお願いする
小食の私には・・?
ダイエット中の私には丁度良い
何やらタケノコ汁が運ばれてきた
んん これはネマガリタケではないか?!
こっちではヒメタケと言うのか
何だか嬉しくなる
次々と野菜類が登場してくる
バイト君のぎこちない接客がまたイイ
こういう素朴さが心地いいのだ
刺身と焼魚が来た頃にお酒のお代わりだ
料理に合わせるよりも
酔えるという意味で日本酒をチョイス
二杯目を頼もうか悩むも
ツマミを食べるペースを上げ
お会計をする ¥3,000也
節約節約 それが大事
部屋に戻り寝支度を済ませ
ベッドに横になる
ほぼ同時に寝落ちしていた
明日はいよいよ下北半島
どんな温泉と出会いがまっているのだろー
八幡平アスピーテライン
[動画]八幡平アスピーテライン(上り)
[動画]八幡平アスピーテライン(下り)
藤七温泉 彩雲荘
津軽岩木スカイライン
[動画]津軽岩木スカイライン(上り)
[動画]津軽岩木スカイライン(下り)
百沢温泉
津軽の宿 弘前屋