郷土食と酒

何度も言いますが

山菜取りの中でも最高ランクの

「ネマガリタケ」ですが

それは収穫の大変さの事で

それは

やった人でないと分らない

最近こそ助っ人が来てくれるので

当初よりは気持ちが楽ですが

年々体の衰えを感じ

いつまで採りに行けるだろーか

と一年一年が勝負の様な気がしてます


イベントを前に

鯖缶などの食材を買う為に

街へと繰り出してみる

お昼時になり

お目当ての定食屋へ行けば

駐車場が随分空いていると思ったら

定休日だった (>_<)

しょぼくれる私でしたが

移動してすぐに

「いきなりステーキ」の看板

そうだ!

体力を付けようと思い立ち

初めて入ってみる事にする

12時前という事もあり

店内には2組しかおらず

人気も下火なのかなぁって

思ってみたが

時間になればそれなりに混雑した

メニューの端から目を通せば

どれも美味しそうに感じるが

お値段とそれを見返し

注文を決められずに時間が過ぎた

店員さんを呼び

説明を聞こうと思ったが

素っ気ない態度で嫌気がさすが

オーソドックス?なワイルドステーキ

グラムを200gにUPさせオーダー

最初は塩コショウだけで頂いてると

斜め前の常連と思しき紳士が

ポットに入った何か?と

瓶ニンニクを投入し

自分好みのソースに仕立てて

そして口に運んでいる

目を自分のテーブルにやると

水かと思ったそれは

特性ソースの様だ!

しっかりテプラもしてある(汗)

なんだそういう事なのねぇ

半分ほど残ってた肉を

今度は自分好みのソースを作り

食べてみれば

おーー これはこれで

また別の旨さが

口いっぱいに広がるではないか

きちんと説明して欲しかったけれど

久し振りのステーキに大満足であった




翌日

一緒に収穫に行ってくれる

強力な二人の助っ人が到着

手にはこれまた

あの名酒を持っているではないか

有難く受け取ってはみたが

これからは行為に甘える事無く

しっかり清算させていただきます


これを購入したばかりの

日本酒専用保冷庫に鎮座させる

「写楽」&「楽器正宗」

なんとも美しい絵ではないか!

今宵はそれは封切らず

大病を乗り越え

8年振りになる先輩ライダーさんが

持参された地酒を頂く事にする

ご本人さまがお好きだという

茨城県日立市の純米吟醸「富久心」

これを取りそろえた

モッキリスタイルでいってみる

スッキリ系ではあるが

舌に独特の個性?主張?を置いてゆく

旨い♪♪

よか酒である (^^)v

それに秋田県のヒット商品

いぶりがっこのディップを合わせる

ミスターの素晴しいチョイスが光る

幸せ過ぎるステキな夜である


追伸・・・

夜も更け

Homazonが投票用紙を手に

何やら考えている様ですが

これだけ飲んでては

バイククイズの正解は

とても導けないでしょうーね (^^;



いよいよ当日

心配した雨は持ちそうである

4台のオフ車が列を組み

いざ出陣でござる

廃道になった林道は

上部に行く程にガレ度が増し

視界さえままならぬ道を

勘を頼りに突き進む

熊との突然の遭遇も怖かったが

誰一人転倒する事もなく

いつもの場所に到着!


クマ除けの音を鳴り響かせ

タバコに火を点け

暫し時間を置いてから

いよいよ笹薮へと突入をする

1回目の突入は

数日前に他人が入った為か

主だった収穫も無く撤退

すぐに別ルートから突入すると

多少の収穫はあったけれど

早々撤退をする事にする


3回目はまったく別の場所へと移動

するとどうでしょう

あるはあるは

ニョキニョキと立派なヤツが

そこら辺に生えている

エンジンを全開にして

採り進めれば

あっと言う間に籠が満杯になり

バイクのある収穫袋へ移しに戻る

そしてまた同エリアへ突撃する

これを数回繰り返し

雨に降られる前に帰路につく


温泉で汗を流し

峯本で昼食を取り

恒例の皮抜き大会です

お隣さんから指南された

地元流の皮むきを習得した

京都のK氏の大活躍もあり

およそ2時間ほどで下処理が終わった

来年もK氏の席は

空けておく事にする(笑)



今年もネマガリ懐石は

天婦羅・蒸し・そして汁

このコースメニューとする

まぁそれしか思い浮かばない(汗)

ご参加の皆様が堪能されたかどうか

心配ではありますが

無事一日目が終わりました

そして〆には頂いた

茨城県鉾田産のメロンを振舞う

なんとも

鉾田のメロンの旨さに驚く

かなり糖度が高いらしく

北海道産もいいけれど

その半値ほどで手に入る

鉾田のメロン恐るべし!!



連泊される人を残し

帰路についた方々は

皆さん無事に帰宅された様子

そして

前日の1/3ほどによる

第二部がスタートする

今宵も日本酒祭りである

昨夜お出ししなかった

岡山県の純米大吟醸「御前酒」

料理を邪魔しないこの一本は

好感度の高い好きなお酒だった

そして今日から参加のS君は

只今人気急上昇中の酒

信州上田の「亀齢」を持参

これまた上品でスッキリ系の酒

お持ち頂いた皆様の

その気持ちがとても嬉しかったな

この2日間

各地の名酒をいただく事ができ

自身にとってはとても

幸せなイベントになりました

ありがとうございました

また多くの方からの

好意の数々が嬉しく

頑張れる活力をいただきました

今回こうして

お越し頂いた皆様にとっても

お客様同士はもう友達です

次回再会できたならば

笑顔で『久しぶり』って言えますよね

宿を通じて知り合ったライダーの輪は

バイク人生を豊かにする事でしょう

私はそう願っております



今回のイベントを通し

何かしら『ここに来る理由』を

お客様に提案していく事って

とても大切な事だと思いました

ここ最近

何となくイベントを企画する事に

意味を感じられなくなっていた思いは

間違っていたのだと反省をした

そこには

今まで陰で支えてくれてた

A子の存在があり

甘えそして頼り

言わずとも作業分担できていた事を

ひとりで行う事の疲労感もあり

消極的になっていたのだと思う

今回の様な

準備の大変なイベントではなく

ちょっとしたイベント事を

来年は増やしてみたいと思う



さてさて

動画配信の準備が整った様です!

今回同行頂いたミスターより

限定公開の便りが届きました

あのページにUPしましたので

お時間のある時にでも

覗いて見てください

また修正依頼などございましたら

私に言って頂ければ

モザイク処理等して頂きます


動画の冒頭

ダート走行の場面がありますが

その道を20kgほどネマガリを積み

戻ってくる事を想像して頂ければ

収穫だけでなく

このイベントの過酷さを

映像から感じられると思いますし

お願いしている集合時間に

遅れるなどといった事は

できなくなるでしょーねぇ(笑)


まあ冗談はさておき

今回は笑えるシーンが無く

少し寂しいのですが

この為に休みを取り

前泊までして頂きましたお二人に対し

心より感謝申し上げたい

そして

過酷な撮影をしてくれた彼に

重ねて御礼申し上げます

アリガト m(__)m



オートバイで

絶景ロードを走る事は

それなりに楽しいけれど

それとはまったく別モノの

林道を踏破していく事も

オートバイの醍醐味でもある!

そんな林道の宝庫でもある

信州高山村

そして北信エリアって

やっぱり魅力あふれる場所です




今回の記事はどう?
  • イイネ (21)
  • 同感 (0)
  • 好きだなぁ (2)
  • ファイト (0)