reborn
昨年の北海道からの帰り道のこと
あれほど快調だったポンコツ号が
高速道路に乗った途端不調になり
修理が必要かと思ったが
時間を置いて乗り出せば
また快調に走りはじめた
熱ダレ?キャブ?悩みは解決せず
季節は秋
試しに近場の北陸ツーリングを計画
下道を使った行きは順調&快適だった
しかしその帰り道になると
高速道路上でしゃく取り虫走行となった
それは過去に例のない程で
回復もせずお手上げとなってしまった
これは師匠の手による
修理が必要だと直感した
帰宅してから症状の連絡を入れると
来春に『点火方式を変えましょう』
と打合せをしていたのだった
そして先日
軽トラに乗せ師匠宅へお邪魔してきた
いつものように
笑顔でお出迎えをしていただき
早速作業開始
私もお手伝いする気満々だったけど
結局のところお邪魔でした (^^;
今回の変更点は前述の通りですが
フライホイール・マグネトー点火
主に小排気量エンジンに使用される点火方式の1つ。 クランクシャフトと一緒に回る筒形のフライホイールの内側に永久磁石を装着して、そこに1次コイル、2次コイル、断続器、コンデンサーを配置。 フライホイールを回転させることで電磁誘導により高圧電流を起こし点火させる。
古いカブなどもそうですが
バッテリーが無くても
キックする事でエンジンがかかる
昔のオートバイを知ってると思いますが
それをバッテリーから直接の
点火方式へと変更を行った
どちらの方式も一長一短あるけれど
今回は安定したスパークを得る為
この変更を行う事にした
師匠の周囲のミューヘナーも
皆さんこれに変更しているので
私も真似する事にしたのだった
使用したパーツですが
DYNATEK製イグニションコイル
ブルーストリーク製プラグコードetc
60年代のBMWは
HDとの部品相性が良いそうで
意外な流用に驚いたけれど
ただ寿命が1万kmとも1.5万kmとも
言われている為に
予備を持っていたいところですが
このパーツも高騰している様で
どなたかお値打ちに分けて頂ける方が
いらっしゃいましたらご一報ください
組み上がったポンコツ号の
エンジンを掛けてみる・・
トコトコトコと
いつもの優しい音が聞こえてきた
やっぱりイイ
「終のバイク」と決めたコイツは
期待を裏切らない相棒だと実感し
自然と微笑んでしまうのだった
回転が落ち着いてくると
師匠が機器を取り出して
タイミング調整に入った!!
私も脇から覗き込み
指導を受けてはみるが
この部分はやっぱり頼りたい
そんな気がしたのだった
最後にアイドリングを整え
一連の作業を終えたのだった
師匠も高齢なこともあり
自分でメンテナンスができる男に
腕を上げないといけないが
その道のりは長い気がする
熟練の感というものには
やっぱり敵わないものです
数日後
冬の間に依頼しておいた
ダブルシートが納品になった
『3月中旬にお届けしまーす』と
話していたシート屋さんですが
だいぶいい加減なんですね(笑)
でも仕上がりは良くって
高いか?安いか?は分かりませんけど
出来栄えには満足してます
ガソリンタンクを取り外し
サドルシートとエアクリーナーを外す
そして出来上がったDシートをあてがう
高さ調整を行い数か所ネジ止めすれば
それで完成にはなるんだけれど
ご覧頂ければ想像できるでしょうか?
Dシートの下半分には空間がある
そこにカッパ類一式を収納するのに
最適な場所だと思いますよねー
だとすれば簡単作業により
Dシートを取り外せる方法が必要になる
先端差し込みdeピン固定?
そんな方法・流用ができないかと
日々悩んでいるのだけど
ふとTKGの顔がちらつく俺は
調子のいいヤツだと思うのですが
そんないつも人に頼ってはいけない
でも
早く来ないかなぁ~ !(^^)!
今日はポンコツ号
またの名をBMW R60/2(1967製)の
その後の進展の話でした
それにしても
オートバイってやっぱりイイネ
こんな楽しい乗り物
最高の大人のおもちゃですよね