立山登山
まとまったお金が欲しい!
そうだ「サマージャンボ宝くじ」があったじゃないか
「もし 本当に当たっちゃったらどうしよう」
そんな心配も虚しく あえなく撃沈 今回も300円也
気を取り直し久し振りの「たなぼた庵」の暖簾をくぐる
『 中盛りそば をひとつ 』
『 5月で販売中止をさせているんです 』
『 えっ・・じゃあ もり蕎麦を 』
なんでだろう? どうしちゃったんだ??
聞けば浄化槽の都合で・・ と言う
そう言えば人気だった卵焼きも販売中止している
お勘定に向かうと いつもありがとうございます
本当はメニューに載せたいんですよ でも・・
そう申し訳なさそうに話してくれた
混雑した店内で長話はできなかったけど その一言で感じとった
下水の水質検査にひっかかったんだろうと
繁盛店ならではの苦渋の決断だったのだろう
こうしてまたひとつ 法による規制で楽しみが消えてしまった
どうしてこうも日本の法律って理不尽なんだろうね!
我が宿も平成30年まで 猶予期間はあと3シーズン
ほんとに頭が痛い問題だ!!
週末休館をいただき 地区行事で山に登ってきた
自分が長を務める”レクリェーションクラブ ”の立山(雄山)登山
長野県側から乗り継いで 室堂から雄山登山を行い
下山後 引き返さず富山県側に乗り継いで立山アルペンルートを横断
自動車は回送サービスを利用し立山駅に待機させておく計画
朝一番の扇沢駅発トロリーバス乗車に成功したが
麓の晴天とは裏腹に 山頂の天候は安定していない感じだ
まぁ行くだけ行って 悪天候なら途中下山も仕方ない
メンバー全員 無理してまで山頂まで・・ とは考えていない様子
その後の富山の夜 ”鮮魚で乾杯”の方が楽しみであったりもする ^^;
9月後半の立山は紅葉が見頃をむかえていた
空気は澄み 心配したほど寒くも無く 雄大な大自然を披露してくれている
うーん 素晴らしい
いつの頃からだろうか 山登りが好きになったのは
信州人って意外と登山が嫌いな人が多いと思う
だって中学生の時 どの学校でも必ず登山をさせられる訳で
しかも結構険しく 半端ない山に登らされる
乗鞍岳だったり 燕岳だったり
中学生の体力をもってもかなり辛く 決して楽しい行事では無かった気がする
私もこういった地味な持久戦の類は大嫌いな分野だ
まぁ そんな事もあったが 今では結構好きな趣味のひとつと言える
ただ山頂から下界の景色が見渡せなかったり 眺望が無い山へは登らない
苦労しただけの対価が伴わない努力はしない性質だ
やっぱりご褒美は非常に重要だと思う
室堂からは綺麗に整備された石畳を小1時間軽くトレッキングをし
一の越という場所からは ゴツゴツ岩の稜線を這い上がっていく
「なんでこんな山来ちゃったんだよ~」
「俺は登山なんか嫌いだよ」
「なんでこんなに多くの人が登ってんだろうなぁ~」
「そこに山があるから」
「あはは・・」
愚痴をこぼしながらも 歩みを止めないメンバー
何だかんだ言いながら 彼も好きなんだよ登山
本人は俺は好きじゃない! ただ付き合いで来たんだと言う
でも今回は随分と用品を新調したじゃんかぁ
これは安全の為必要だから
折角買ったんだからもっと使わないとね
1年に1回で十分だよ
来年はどこの山登る?
今はそんな事考えたくないよ・・・
今夜は色気行くの?
体力残ってたら でもまずはマッサージ呼ぶよ
なんのマッサージだよ?
普通のマッサージさぁ
ふーん 黙っててあげるよ (^.^)
もうそういうの卒業しました・・・
しかし しんどいわ
馬鹿話でもしてなきゃ 俺もキツイわ
ちょいとナメテたぜ 立山
ペースを考えなきゃ山頂まで持たないかも
随分冷えてきたよなぁ それに酸素が薄くなってきた感じだ
あー 肺が苦しい (禁煙しなきゃ)
下りは足に負担がかかる訳で ちょっと真面目にペースを考えないと
山頂は青空が見えたかと思えば 霧に包まれ見え隠れしているが
途中下山しなければならない心配はなさそうだ
それぞれのペースでメンバー全員 無事に雄山(標高3,003m)登頂
私は富士山に続き 日本3霊山二つ目のご朱印を頂く
大汝山(標高3,015m) 富士ノ折立(標高2,999m)への縦走は
天候と時間の都合で今回は断念する
さくっと下山しお楽しみの慰労会会場へ急ぐ
目的の居酒屋さんは満席 次の候補も満席 次は定休日
日曜日はやっぱりダメだねー
とにかく皆無事で何より そして酒が旨い
仲間と親睦を深め 戦友のような一体感
また山に登りたくなってきた