必要経費

今年は確定申告の準備が

恐ろしく早く進んでいる

その理由は色々ありまして

売上げに関しては

エクセルに日々入力してきた

データをポンと取り込めるので

今のソフトは楽チンなのである

そして電子帳簿保存法のおかげで

例えばamaz〇nでの買い物は

PDF領収証のままで

いちいち紙に

プリントアウトする必要がなくなった

まぁそんな感じに

データのものはデータ保存のままと

この度 法律が変わった

だけれど

紙に鉛筆チェックしながらの

入力ができないことは

少し慣れが必要になる部分だ

その為に私は

PCを2台駆使することで

入力作業の手間を解消している

是が非でもPC2台でなくも

画面切り替えにすれば

用は足りるのだけれど

今はそうしてはいない


でね

10月末現在の数字は

100数十万円の黒字

そこのアナタ

今笑ったでしょー

ライハのオーナーとしては

こんなもんでしょう (^^;


それはそうとして

決算予想の数字を早く

知りたかった訳は2つありまして

ひとつは薪割り機の購入

もうひとつはPC関連機器の購入

その是非が知りたかったのです


宿の薪を準備する度に

先輩宅へ出向くとか

借りに行く事がだんだん億劫になり

そろそろ自分用が欲しくなっていた

その為に候補としている

2つの機種から検討を進め

もし予算が足りなければ

来年へ見送らねばならない

その見極めがしたかった


そして予算的には現実味ある

PC関連機器に関しては

今年の1月入れ替えた

現在のWinOSのPCだけど

データのバックアップに関して

ずーっと懸念をしている

思い立った時に

外付けHDDというか

今はSSDに手動保存をしている

でもこれでは心もとない

かといって

サーバーを組むほどの規模でもなく

決算の数字次第で

対応を考えたいと思っている


事業をする上で

データ保存は重要な事案なので

今回導入を考えているのは

NASをRAID1構成した商品

そして

今のSSDをそのバックアップに回す

といった事を考えている

現在はネット速度が早くなった為に

クラウドも良いのでしょうが

私は自分の手元に物体がある

そっちの方が落ち着く性分なので

ネットサービスではなく

商品を購入しようと思う

肝心のその経費は残りそうなのだ

感覚的に落とせる経費は

あるだろうと感じてはいたけど

実際に数字となって見れたので

安心してそれを進めようと思う

けどね

毎回思うんだけど

会計数字上では

お金がある事になっている

しかし手元にそれは無い

使っちゃっているから無いんだけど

ホント恐ろしい現実なんですよね


うちの会員様の約10%は

私と一緒?で事業を起こしている

その中にどれほど

ご自身で確定申告を行っているのか

そこまではつかんでおりませんが

これだけ働いても

手元に残るのはこれだけなのぉ

と毎年ガッカリしませんか?!

まぁ稼ぎたけりゃ

儲かる分野の事業やれよって

言われそうですが

それに代えがたい満足感や

「やりがい」があると納得している


隣の芝生は青く見えるって言うけど

人それぞれ感性は違う

他人の考えている事って

傍からは分からないもの・・

そうそう

今年の話なんだけど

ある方から驚く呟きを聞いた

その話をしますね

私から見れば

希望したって多少の努力では

とても辿りつけない地位なのに

『私、ライハをやりたいんです』という

ぜーったい辞めときな

と言いたかった・・

全国各地にライハが増えて欲しい

そう願う気持ちに嘘はないですよ

でも今の彼女の

その地位からの転職?は

ちょっと一旦落ち着こうよ

と思った

そんな彼女にしても

それは今の今の話ではなく

将来は・・の意味なんでしょうけど

半面とてもうれしかった

自分で言うのも何ですが

この業界には魅力があり

憧れるに値する業種だって事だよね

だとすれば

そこに身を置く私も

もっと努力しないといけないと

初心を思い起こす話が聞けたんです


毎年R66には

バイク好きで

旅好きで

温泉好きなライダーが集まる

そしてそこに

適度な距離感で

自分時間を気兼ねなく過ごせる

自分だけが知る隠れ宿!?

その感じが

居心地の良さだと思うので

そうなれる様に心掛けている


私は今年もツーリングの際に

何ヶ所かの宿へ泊った

様々なサービスであったり

独自に工夫されてる事だったり

色々なアイデアを垣間見てきた

でもね

そこで思うんだけど

やっぱり宿のオーナーって

女性の方が良いと思うのが

私の持論です!

例えば旅館にいるスタッフの中で

一番の顔って女将ですよね

それに伴って

旅館の進む道を引っ張るのも

やっぱり女将だと思うんです

それが日本の宿文化なんだと

私は感じている


R66を始める直前のこと

私はある旅館を買おうとしていた

それをA子に相談もした

そして女将になってくれと

お願いをしたこともあった

しかし

最後の最後になって

それを決断する勇気が無かった

頭ではイメージできたけど

数千万という借金を背負う

それはできなかった

でもね

それは今でも諦めてなく

チャンスがあれば

やってみたい事業なんです

夢ですね 私の夢

目標じゃないので

例え手が届かなくても

それはそれでいいんです


振り返り想えば

宿泊業がしたかったこと

そしてそれは温泉旅館で

成功すれば大金持ちになれる

と単純な考えを抱いていた

また当時からライダーハウスという

存在自体も知っていた

しかし慈善事業というのか

ボランティア精神だけでは

人間食べていけないし

うちはそんな大臣子でもない

なので生活を維持する為には

宿の他に副業を持ち

生活費は他で稼がねばならない

それは掛け算ができる人ならば

簡単に推測できる

だったら最初から生活できる

仕事を生業にした方がいい

そう思いますよね

でもね

ホントにそうでしょうか?

少数派でしょうけれど

違った生き方というのも

意外とイイもんだったりする


私は小さいながらでも

宿のオーナーになれたこと

今の自分に

後悔はしていないんですよね

有難いことに

こんな偏屈オーナーでも

14年間生き延びてこれた

それは間違いなくお客様のお陰です

でも他とは違う部分が

この宿にはある

それはR66をよりよい宿へ・・

そして今後一年でも永く

続けて欲しいと願う常連様が

ここを育ててくれてるのです


オーナーに代わり

初利用の方が寂しがらぬ様

優しく声を掛けてくれたり

宿での過ごし方を教えてくれてたりと

雰囲気づくりを何のためらいもなく

気配りをしてくれている

その精神がココにはある気がする

自分が受けてる恩(泊る)を

次の他のライダーさんに

恩返ししている様な行為

こんなことって

他じゃあまり見たことが無い

でも実際

ここにはそれがある

そんなバイク仲間が集まる場所

それがR66

そしてそこのオーナーがわたし

素晴らしいと思いませんか!

これこそやりがいのある

一生やる仕事だと思っている

しかし皆様から

会話であったりコメントで

『いつまでやるの?』

『長く続けて』とか激励を受ける

私だって長く続けたい気持ちは

あるに決まってます!

でも実際は体調の事だったり

話したくないこともあったりで

1年1年が勝負なんです

5年先とか

それは約束できないので

曖昧な受け答えしかできません

でもライダーハウスとして20周年

そこまでやれたなら

本望だと思っています

なのでその先の事は

今は考えられませんけど

これからも

変わらぬご支持をお願いします


今日はちょっと重かったですね

では (#^.^#)



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