2023北海道の旅⑧
7/2
寝不足のまま一日が始まる
お酒も消化しきれず
まだ頭は起きていない感じである
本日出発するライダーを見送る
どなたもパッキングに工夫があり
参考になる事が沢山あるもので
自身の準備不足は否めない
そんな中
昨日寝心地を体験させて頂いた
DOD製「外寝の極み」
今までで一番最高ではあるけど
収納時の大きさも最高だった
今日はリカがお寿司を
ご馳走してくれるというので
11:30に待ち合わせをしている
オートバイで行けば楽だけど
丸一日宿のチャリをお借りした
25分ほどの距離を漕いでいけば
すでに彼女は到着していた
千代寿司 海鮮チラシ
平日ならもっとボリューミーだと
リカは話していたけれど
今日でも十分食べ応えがあった
この量をペロッと完食した後
保護犬預かりボランティアを
今年から始めたというので
ご自宅へお邪魔させていただく
雑種だというけれど
人懐っこい性格なのか
すぐに吠えることを辞め
すり寄ってくる仕草をみていると
無性に我が家のワンコ達に
会いたくなってしまうのだった
お茶を一杯頂き
また来年?の再会を願いながら
彼女の家を後にした
この歳になるとしみじみ
同級生ってイイもんだなぁっと思った
また30分ほどの道のりを漕ぎ
ヤドカリに帰れば
バイクがあるが誰も居ない
皆さん自動車でお出掛けした?
恐らくミーさんも一緒だろう・・
気持ちよく汗をかいたので
銭湯ローマの泉へ行く事にする
ちょっと奮発して家族風呂にする
公衆浴場¥480に対し
家族風呂は¥700だけど
ユニットバス程度の広さを独占できる
これはこれで納得だと感じた
さて時間は15:00
人生初の競馬場「ばんえい競馬」へ行く
今まで見たことが無かったので
今回はせっかくなので行く事にした
夜遅くなるほど大きなばん馬が出走し
併せて配当が高くなる様だけど
そっちはあまり興味はなかった
競馬場にはガチの人も居れば
観光客も多く詰めかけていた
間近で見る迫力はやっぱり凄く
一度見る価値アリの体験ができた
帰路の途中に夕食にする
帯広市民に愛されている
ソウルフードの「インデアンカレー」
ミーさんからの指示通り
『インデアンカレー中辛 カツ後のせ』
と店員に伝えれば
奥からも復唱されオーダーできる
味はホント普通のドロっと系カレーで
金沢カレーに近いと言えばお分かりか?!
人気があることは良く解る美味しさだった
昨夜?朝までの酒が
そこそこ引けた感じのうちに
プシュッとハイボールを開け
今年最後のヤドカリ夜会を始める
オーナーさんか?どなたかからの
「宝永」の餃子がメチャ旨かった
7/3
夜に足がツッタ事は覚えている
恐らくそれが原因だろう
歩く度に脹脛が痛む
昨日の自転車か?
運動不足か?
お酒の飲みすぎか水分不足か
それは分からないけれど
とにかく足を引きずる程の痛みがある
延べ何日一緒に過ごしただろう
旅友だったモリカワ君を見送る
ひょんなことからの
偶然の出会いだったけれど
今度はいつの日か
R66へお越し頂ける様な気がした
残されたサカモト君とで
ミーさん運転の車で市場へ向かい
「ふじ膳」日替り定食¥750を頂く
ボリューミーで普通に旨い
宿へ帰り私もパッキングをする
3日間お世話になったお礼と
また来年までのお別れが
ちょっと切なくなったけれど
人情っていいもんだなぁと沁みた
見納めになる風景を
少し感傷的に思いながら
今日も元気なポンコツ号の
力強さに後押しされながら走る
良く頑張ったよなぁと
タンクをすりすりしてみる
かと思えば
夕食は何を食べようか?
などと食欲は止まらない俺
15:50
苫小牧「味の大王」
定番のカレーラーメン
実は今回が初訪問になる
鉄板の王道で
超有名チェーン店だけど
なぜか今まで寄る事が無かった
不思議と・・・
食べ終わり確信した
これは旨い!
カレーうどんが好きな人ならば
これは絶対好きだと思います
加えて麺の量が
通常の大盛り程度はあり
お腹一杯になるのもイイではないか
17:00
ちとせライダーハウス¥1,300
今回初利用のライハ
樽前荘が昨年に廃業になり
この周辺が手薄になっちゃったと
思っていたけれど
苫小牧に新たにライハが誕生した
とオーナーさんは言っていた
それにしても
ここのオーナーさんは独特で
私が思うに
道内一弱きなオーナーさんだろう
これからが繁忙期となる季節
どれほど予約が来ちゃうのか
心配で心配で『どうしよう』と
泣きそうになっている姿は
どことなく愉快でもあった(笑)
4名程が今宵のゲストの様だけど
常連様の様な方々が
談話室の狭い食卓で
談笑しながら飲食をしていたが
話し疲れた私は
今宵は大人しく部屋へこもった
しかし繁忙期には
この部屋(8畳)にナント
5人を泊めているそうだけど
私はチョッとそれは無理かもしれない
明日一日の着替えと
所持金を確認してみれば
今年はまだまだ余裕があります
節約くらい
やればできる子なんです(笑)
7/4
小樽発フェリーの出航は17:00
まったく慌てる必要はない
でもそうは言っても
なんせポンコツ君だ
油断してはいけない
いつどこで機嫌を損なうやもしれない
ゆっくりでいいので
小樽方面へ走り進めていこう
そう思っている矢先
昨日交換したプラグ(5番)が
調子が悪く回転が付いてこない
6番に変えて様子を見る
5番よりは良いけれど本調子ではない
恐らく7~8番あたりが良いと思う
今回の北海道旅は
可能な限りスマホナビは使わず
道路看板を頼りに走っている
なので目に入った景勝地なんかを
立ち寄ったりしている
羊ヶ丘公園でクラーク像を見て
味のラーメン「千龍」の味噌ラーメン
町中華のレベルに驚き
大倉山ジャンプ競技場
いつもの小樽イオン
魚一心の回転寿司¥1,100
フェリーでの夜食用寿司¥700
17:00
小樽港出航
陸を離れていくフェリーの甲板
いつものことだけど
切なさがこみあげてくるもので
また きっと 絶対
来年も来るからなぁ~と
心の中で誓う
でもね
今回はやり残した感はない
かと言っても多くは寄れてない
どういったら良いのか?
充実した経験ができたからなのか?
滞在型の第二章旅は
ポンコツ号にも自分にも
感慨深い旅になった事に違いなく
出会いも多くあったし
深く知ることにも繋がった
何でもっと早く気付かなかったのか
大人の旅というのは
こういう事を言うのさ。。と
ポンコツが教えてくれた様だった
そして何よりも
総走行距離2,500㎞の旅を
サラッとこなせるまでに整備をされた
ポンコツ号が偉いと思った!!
平均燃費は22〜24km
バイクを止めるたびに
『何cc? 何年式?』
『これで長野から?』
『北海道で初めて見た!』
『写真いいですか?』
毎度毎度のそんな声掛けに
少々飽き飽きしたけれど
決して悪い気はしない(汗)
そしてポンコツ君との絆は
確実に深くなり
今になってようやく
コイツを買って良かった!
と思う事が出来た気がしている
さてさて
今回も相変わらずの
まとまりのない旅ブログ
「2023北海道の旅」
これにて終わりです
お付き合い頂いた皆様
そして毎回
「イイネ」してくれたアナタ
愛してるよぉぉ― (#^^#)
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