そろそろ終わり
スキーシーズンも終了間近
昨日はお二組のレッスンが入った
埼玉と都内からのお客
田舎はもとより
こんな奥まったスキースクールでも
ここの学校のレッスン料は高い!
グループレッスンスタイルではなく
ここはマンツーマンレッスンが主なのだ
昨日に引き続き
お一組はKIDSプライベート
もう一組の受付をすると
父親は高い1対1レッスンを希望したが
当の女子中学生はシャイなのか?!
絶対グループがいいとごねた
ところが
他にレベルが合う入校が無かった為に
形上プライベートレッスンになった
うちの若手ホープイントラに
出動を打診するが諸事情があり
私が出る事になった
中一の女の子
恥ずかしがるお年頃
それは表情からも察しが付く程だ
受付をしてたオッサンが
ゲレンデで『担当します小林』と挨拶をする
ふつう??ってなりますよね
親切丁寧にゆっくりと
この子のペースに合わせる様に
準備体操から
用具の点検といった流れによって
マンツーマンレッスンがスタートした
生まれて初めてのリフト乗車
そして初めてのリフト降車
慎重にサポートをしながら
ここまではすべて順調だ
山頂部は広く平らな部分があり
初期動作をレクチャーするには
最適な環境が整っている
ここでスキーの止まり方
皆さんよく知るハの字だ!
正式にはプルークスタンスというが
静止状態で動作を確認する
今度は動き(滑り)ながら
その動作を行ってみる
もう一回行ってみる
何度か繰り返していると
いよいよ視線の先に斜面が見えた
後方には彼女を心配する
父親がレッスンを見守っている
それは彼女が父に要望していた事で
開始時に私も承諾している
きっと心細いのでしょうね!
大切に育てられている
ご家庭の様子が垣間みえる
通常初めてゲレンデへ出る際は
スキーバンジーとか
トライスキーとか言われる
スキー板の先っぽに器具を取付け
両足開けば自然とハの字になる
補助器具を装着させて頂く
しかし今回
彼女の動きから察するに
怖がらせなければきっと
このままでも滑れると感じた
バックボーゲンで彼女と相対し
言葉と身振りを交え
ゆっくり ゆっくり
滑りすすめていく・・・
そして一度も転ぶ事なく
危ない思いもする事なく
リフト乗り場まで下りて来れた
次は曲がる練習へと進める
そしてその次は
もう少しスピードを上げてみる
そのまた次は斜面を変えて
中級コースへ挑戦してみる
こわばり無表情だった少女も
次第に白い歯を見せてくれ
滑りながら会話もできる様に変わった
この子の持っている運動能力
そしてこの子の気持ち
それらと指導を進める速度
言葉を掛けるタイミングなどなど
長年スキー指導を行ってきたが
これ程マッチした経験がない程
彼女をスムーズに上達させる事ができた
そしてあれ程はにかんでいた少女が
笑顔をみせ
明るく言葉を返す様になった
何より『スキーって楽しい』と
喜んで頂けたことが何よりうれしい
お金をいただき
スキーの技術を教える
たったこれだけの中に
コミュニケーション力だとか
相手を察する能力というものが
「経験」という言葉なのでしょう
本来なら毎回の様に
自画自賛できるレッスンをするのが
プロなんだと思いますが
まだまだ私はそこまで達せない
指導歴40年の未熟者ですが
今回充実したレッスンができ
こちらも「スキーを教える喜び」
そんなモノを思い出させてくれました
ホント受講生に感謝です
今シーズンはシーズン終盤にきて
とても気持ちのいい締めくくりで
スキー学校勤務を終えれそうです
ありがとう Yamaboku
さて
ブログ更新さぼってたねー
と突っ込まれそうですが
しっかりキーボードは打ってました
で何をしていたかというと
まったく別のホームページを
立ち上げようと思いたち
Google先生に教えて頂きながら
格闘すること1週間
まだまだ発展途上の未完成で
とてもお披露目するのは先の事
しないかも知れませんが!?
先日記事にしました
掲示板閉鎖に伴う策というか
なんというか・・
そんな感じのことを模索中でして
修正を行ってはアドバイスを頂き
また修正しては
新たな人からアドバイスを頂く
そんな事を繰り返しております
個人に関わる問題や
著作権的なこともあるので
慎重に事を進めている状態です
その間時間を割いて
協力してくれてる皆さん
本当に有難うございます
さてさて
Tシャツ締め切りまで1週間
今年は『知らなかったよー』と
小言を言われないよう
また告知をしておりますので
そこんとこお願いしますよ
ではまた