金刀比羅宮ツーリング③

2021.10.27(水)


朝食は7:00からと言われてたが

6時には起きてしまい

無性に腹が減ってしまった

15分程早い時間ではあったが

食堂へと下りていくと

『もういいですよ!』と言われ

席に着き自分でご飯を盛り付け

食べ始めていると

焼きたての魚を提供された

こういうのってホント嬉しい

私はザ日本メニューが好きだ

見て欲しい

「これぞ朝食」という感じ

十分すぎる手料理で元気が出る

食堂に飾ってあった写真

伺えば目の前をぐるーっと

竜串海岸を散策できると言う

私はバイクを出さないとダメだと

当初勘違いしていたが

素晴しい環境だと知り

朝の散歩がてらに歩く事にした


釣り糸を垂れる人と挨拶を交わし

堤防の外へ歩んでみる

何とも言えぬ奇妙な岩々

正しく字の如く

竜(龍)の骨の様である

インスタでも呟いてしまったが

『俺は今、龍の背に立っている!』



宿を後にし

昨日予定していた足摺岬へと行く

よく台風情報で耳にする

あの岬は一体どんな場所なのだろう?

到着すると

地元小学校の遠足?の様で

説明を盗み聞きしていると

ジョン万次郎の故郷はココ

いにしえの中浜から漁に出て

遭難し無人島に流れ着き

米国の捕鯨船に助けられ

その地に立った初の日本人

とされている人物であるが

銅像となったジョンの目は

遠くUSAを見ていると言う

ロマンを感じずにはいられなかった



さて今日は九州は大分県

別府市内に宿をとった

夜までに到着すればよいので

もう少し四国を廻ろうと思う

今日も天気に恵まれ

何となく四万十川の源流(起点)

が見たくなりバイクを走らせるが

時間的に厳しくなりそうなので

あと数キロという場所で

四国カルスト方面へルートをとる

そこは想像していた以上に

見応えがある景勝地だった

行く価値は十分ある場所でしたよ!


山を下り鬼北町の道の駅

キジの養殖が盛んだと言うので

「キジ」を頂く事にする

きじ丼¥870

臭みがなく柔らかい

野生ではないので鶏肉の様だった


昼食をとりながら考える

このままフェリーターミナルでは

何となく味気が無い気がする

もう一ヵ所「何かないのか??」

少し遠回りになるけれど

青春18きっぷのポスターの駅

ドラマHEROでも出てた

あの下灘駅へ行くとする

到着してみて思った・・

ここはオッサンひとりで

来る場所じゃないってことを(汗)

カップル達が沢山順番待ちをして

様々なポーズで写真を撮っていました

でもねぇ

オッサンも好きなんだよね

こういうロケーション(笑)


さあ急げ急げ

Google先生によれば

FT到着予測は16:35

毎時間30分がフェリーの出発刻

まあ最悪乗り損なったら

三崎港の先

佐田岬へ行くも良し‥と

そう考えてみるも

やっぱり16時のヤツに乗りたい

道路も空いてた事もあり

ちょいと飛ばしてみると

9分前にFTへ到着した

『まだ乗れますか~?』

急いで手続きしてください・・

思い通りフェリーには乗れたけれど

佐田岬からの今日の夕陽は

きっと綺麗だったかも知れないと

少し残念に思う感情もわいていた

いつの日かリベンジしよう


今回走ってみて思った!

この時期の四国は

お遍路さんするにも最適な季節

キャンプだってそうだろう

何しろ熊の目撃情報が少ないのが良い

コレは収穫だった

オートバイという乗り物は

そういう事するには

抜群に相性がいい

ポイントからポイントへと

移動する旅もできるし

滞在して気ままに過ごすも旅も

そつなくこなせる

だからバイク旅はやめられない!

短い距離を小さな船で渡る

そんなフェリー移動が好きだ

ドックにバイクを停め

甲板に上がりCoffeeでも飲む

椅子なんかに座らず

海と島と空を眺め

黄昏る時を全身で感じてみる

僅かなお金と

自由な時間

そしてオートバイ・・

そういうご褒美って大切だね

国道九四フェリー
大人¥1,100
二輪750以上¥2,680



実はここ最近

夜の運転が辛いのだ

例えば

後方車のヘッドライト

対向車のヘッドライト

そんな眩しい光を見た直後

しばらく視界を失う様になった

Iwaoさんも言ってたけど

白内障の検査してはどう?と

確かに以前より格段に悪化している

そんな事もありながら

今日も陽がしっかり落ちた

19時頃にホテル到着

宿の自家温泉大浴場で癒された後

早々に喉を潤す事にする


別府駅前はチェーン店やら

華やかなお店が目に付いたので

裏通りへと歩いていき

渋い赤提灯の明かりを探す

できればカウンターがあり

一人しんみりとやれる店が希望

炭火焼「やっこ凧」

通りから覗けば

会社帰りのサラリーマンや

女子二人組などが見える

いかにも名店のニオイがする

こういった現地の人から

愛されている店に間違いはない



つづく

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竜串海岸



足摺岬



大岐海岸(太平洋)



沈下橋



四国カルスト



下灘駅



別府駅前ホテルはやし
1泊素泊り×2 ¥5,600
(良く見て2泊でこの値段です)



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