2020五島列島ツー⑥
11月7日(土)
余談ではあるが
家族から送られてきた
大切にしているワンコの今
こんなの見ちゃうと
一刻も早く帰りたーい
そんな衝動にかられた (*´Д`)
7:30にお願いしていた
お宿の朝食が美味しい
ごく普通の日本の朝というのか
愛情がこもっているんだろーね
暖かい料理って
一番のもてなしだと思う!
10:00のチェックアウトに
万が一遅れる事があったら
追加料金を覚悟しなければいけない
その為足早に徒歩圏内の湯をめぐる
外は一日遅れの雨模様
小雨と言ってよいのか
僅かな粒が落ちているけど
傘をさすほどではない
⑤熱の湯 ¥無料(市営の為)
Photo by web
⑥かまど地獄 ¥400
園内をひと通り見学する
そしてお目当ての足湯
この足湯も温泉道のポイント地
温泉入浴というものは
実はとても疲れるモノで
一ヵ所これを挟む作戦です
⑦渋の湯 ¥100
今回の中ではココが一番好きな湯でした
Photo by web
⑧鉄輪むし湯 ¥700+220
前回も訪れたこのむし湯
スタンプの為に寄る必要がある
ここの売りはサウナの様な蒸気室に
寝転んで発汗させるのだが
部屋いっぱいに敷き詰めた薬草効果で
出た後が誠に気持ちが良いのだ
しかしその為
全身汗びっしょりになるので
洗髪もしたくなる
そこで温泉巡りの最後と決めていた
Photo by web
今回八つの温泉を巡れた
実は間違えてひとつ押してしまったが
これは正直にカウントから差し引く
八か所という事は
温泉道「初段」です (^^)v
申請を行えば認定証が頂けるようだけど
私の目指すのは「名人」です
この調子で通えれば
後10回別府に来れれば達成できる
まぁそんな計算だけれど
まったく急ぐことはしません
あくまでも楽しみながら
可能な限り丁寧に入り進めたい
しかし
こんな壮大な企画ができるのも
別府八湯といわれる
大分が誇る温泉場だからこそである
「おんせん県」と言い切る大分県は
他にも沢山の温泉地がある
由布院温泉
湯平温泉
長湯温泉
九重の夢温泉郷
天ケ瀬温泉郷
玖珠温泉郷
数えればきりがない
私は別府にこだわりつつ
これらの温泉も訪れたいと思っている
温泉好きを語るなら
九州そして大分は外せませんね!
天気が良ければ
国東半島をグルっと周る予定だったが
霧の様な雲の様な
ぐずついた空模様なので
景色を楽しむ目的であれば
今回は行く事を諦める事にした
それに
どうも上五島のあの日以来
風邪っぽいのである (>_<)
今のこのご時世
うっかり風邪もひけないのだけれど
常備していたロキソニン錠で
何とか誤魔化している状態
そんな事もあり
人混みを避け
スケジュール的に欲張らず
余裕を持った帰路としたい
ドラッグストアで一番高い風邪薬を買い
胃薬と一緒に服用する
これが鼻水鼻づまりに効果抜群だった
しかし異常なほど眠くなる
バイクで走っていても
何度も何度も意識が薄れる
そんな状態になるので
何度も休憩を入れながら
FTがある新門司へと向かう
到着してみると
大阪南港行き1便(17:00発)に
十分乗船できる時間だった
受付窓口で2便から1便への
乗船変更を申し出てみる
しかし
私が予約してある「ぶんぶんフェリー」は
フェリー会社の企画商品の為
簡単に変更はできないのだという
なので今持っているチケットを
一旦キャンセル処理を行ってから
1便のチケットを購入するしかない様だ
差額を金額にすると
凡そ3,000円ほど無駄になる
悩むことなく予定した2便にする
しかし窓口に寄ったことで
その若い女性スタッフから
おススメのラーメン店情報をゲットした
北九州ラーメン王2冠の石田一龍へ
変な時間帯なので店内は貸切
入口にある自動販売機前で
メニューに悩んでいると
店員さんが詳しく説明をしてくれた
少しあっさり系だという
「屋台ラーメン」¥620をチョイス
麺の硬さを聞かれる
『柔らかめでお願いします』
恐らく邪道だけど‥ (^^;
時間が有るので「門司港レトロ」
という観光名所へ行ってみる
港に栄えた歴史的建造物は
どこの名所も一緒で
飽きのこないデザインで
歴史の重みというのがある
今日は土曜日という事もあり
多くの観光客で賑わっている
今回初めての人混みです(汗)
特別お土産にしたい物が無かったので
フェリーでのお酒を購入
飲みきりサイズの黒伊佐錦
こういうのがイイんですよねー
ターミナルに戻り
受付開始までの時間を使い
このブログが書き易いように
今回の旅の順序やあらすじを
iPad miniへ打ち込む時間にする
アナウンスが入り
どうらや搭乗手続きが始まったようだ
GoTo割り手続きの為
今回も長い列を作っている
それでも安くなる為なので
多くの人は黙って大人しく順番を待つ
新門司港 19:50
名門大洋フェリー大阪南港行き
定刻にて出航
不思議と帰路のフェリーでは
陽水の曲は流れてはこない
安堵感からなのか
今宵の酒はやけに回る
早々にツーリスト部屋で
深い眠りにつくのだった
11月8日(日)
早起きに慣れた旅人の朝は早い
瀬戸内海に登る朝陽を見つめながら
この旅の終わりを
私に告げている様に感じとった
明日からはまたいつもの日常
副業やら本業らや
スキー学校の準備も始まる
あーぁ
夢から覚めたら
すでに現実が襲ってきた
船内通路では
若者が朝の体操をしている
彼は逆立ちの状態で
腕立て伏せをしたり
足を前後に動かし
超絶凄いバランス感覚と腕力
その両方を備えた肉体を持っていた
何をしている方なのか?
お聞きしなかったけど
ちょっと只者ではない様な気がした
大阪南港 8:30着
もうビビることのない
阪神高速や近畿自動車道・・
幾つかのJCTをクリアして
京滋バイパス~名神高速にさえ来れれば
もうこの先は頭の中に地図は入っている
福井県敦賀市
日本海さかな街 11:00到着
まずまずのペースというか
予定通りのスケジュールでここまで来た
今日は11月8日である
セイコカニの解禁日は毎年11月6日
北陸(金沢)に単身赴任していた時代
不幸にもこのカニを知ってしまった
ズワイカニのメスで
石川県では「香箱カニ」
富山県では「まんじゅうカニ」とか
土地土地で呼び方は違うけど
このシーズン限定のカニで
蟹の身ではなく
外子や内子
そして味噌を主に食べるのだ
小林家では誰もがこの虜で
私の帰りよりもセイコカニを待っている
WEBショップでも有名な
「ますよね」さんを昔から贔屓にしており
脇目も振らずに向かうが
歩きながらソレを見ると
一杯@1,200円の価格表示
まぁ今年も例年並みだなぁーと
(15~6年前はこの半分だった)
店先の前に立つ
しかしお目当てのソレが置いてない
伺えば仕入れたばかりで
まだ茹でてないだけだと言う
自分で茹でれれば
このまま持って帰ったらどうか?!
ということなので生のセイコ購入♪
『タグ付きがいいの?』と聞かれるが
『無しで十分です』と三国沖産をゲット
この型で@600円也
毎年¥10,000分を頂いている
これで家族に怒られずに
優しく家に迎い入れてくれる(汗)
16:00前 山田温泉へ無事到着
「無事これ名馬なり」
2020シーズン
私のバイクは終わりです
RT君も凡そ6ヶ月冬眠に入ります
今回改めて思う
このR1250RTというバイクって
本当に優秀なバイクでした
私の思いつく限りの要望を
何の文句を言う事なく
サラっと涼しい顔でやり遂げる
そして下手な乗り手の腕もカバーし
より安全に目的地まで届けてくれる
なーんかイイじゃないかコイツ
購入時より今の方が好きになっている
それにしても
オートバイという大人のおもちゃに
出会えた幸運に感謝し
見識を深める相棒としてこの上ない存在だ
さて旅を終え
今回も色々な収穫があった
当然 今の関心事である
新型コロナ感染防止への取組みは
とても参考になったが
宿それぞれの工夫
そしてサービスを見ることが出来た
旅人にとって一番大切なこと
それは体を休める事です!
その為に寝具は
とても重要な要素だと実感した
今まで先送りにしてきた
貸出し用の寝具について
少し手を入れようと思うのだった
まだハッキリ言えませんが
来シーズンに向けた改善テーマは
ズバリ「睡眠」です
ゲストハウスに負けない様なquality
それに少しでも近づけたいと思う
皆さん昨今の自粛生活で
自分自身を見つめ直す
そんな時間も多かったのでは?
バイクの旅って
自然を近く感じることが出来て
人との触れ合いも自然と生まれる
そんな事から普段の日常生活では
生まれてこないモノの考え方
新しい発想や目標
違う自分が発見できるのだと思う
今回出会った皆さんは
一様に厳しい時代を
それぞれ必死に生きてました
私も負けずに頑張ろうと思います
さてさて
それでは早足に書き綴ってきました
「2020五島列島ツー」ですが
長文乱文や誤字脱字
そこは目をつぶって頂きたい
番外(下の方)にYouTube動画
新日本紀行の古い映像の
リンクを貼っておきますので
参考にしてください
全6シリーズでお送りしましたが
これで閉じたいと思います
長々お付き合い頂き
本当に有難うございました
皆様にとって
少しでもバイクに乗りたい
そしてロングツーリングへ
行きたくなったならば嬉しいです
では このへんで ByBy
かまど地獄
どこぞの道の駅で遭遇した
変身して空を飛びそうなバイク
HONDA NM4 750cc
門司港レトロ
名門大洋フェリー
セイコカニに集る小林家
NHK新日本紀行「五島列島」&「月夜間の港」