2019台湾一周ツーリング②
2019.11.15(金)
モーニングCoffeeを飲みながら
喉にかすかな痛みを感じる
やっぱり飛行機で風邪を引いたようだ
常備している葛根湯を服用する
どうも私は冷房と言うものに弱い
と言うのか慣れていないのだ
ホテルからほど近いレンタルバイク店へ行き
5日間の相棒と対面する
板垣さんはイエローバイク
私はブルーのバイク
台湾YAMAHA製 S-MAX150
お約束通りUSB端子が付いている
スマホホルダーは持参したが
すでにRAMマウントのまがい品が付いている
ここは素直にこれを使う事にする
荷物を括り付け
スマホをしっかりセットし
インカムとマッチングさせる
走っちゃダメ
走っちゃダメ
ここだけOK
そして簡単に法規をレクチャーされる
右側通行
高速公路と快速公路はNG
一般省道だけが走れる
ちびバイクとチャリ専用レーンがある事
大きな交差点は
2段階左折するのだと説明を受ける
そこは予め予習済み
そんな事くらい承知している
と
たかをくくっていたのがいけなかった
この後に強烈な洗礼を受ける事になる
『慣れるまではゆっくり走ろう』
と話してはいたのだったが
池で育てられた魚が
一瞬のうちに大海に放り出されたと
例えたらいいのか
もうどうにもこうにも
収拾がつかない大混雑に身を置き
道に迷う事は二の次にして
はぐれない様
板垣さんの黄色いヘルメットだけを
しっかり視線に入れながら
群れの流れに逆らわぬ様走り進む
ちょっとこの映像を見てもらおう
これは この時のとは違うけど
台北市内はいつもこんな感じです
こんな環境の中
彼は一歩も引けを取らず
堂々とした走りを見せる姿に
私はミスターと重ね合わせてしまった
そうです
あの「水曜どうでしょう」
ベトナム編でのミスターと!!
無法地帯の様なこの環境でも
冷静に走り進める姿は
誠に頼もしく
且つアウェーにも関わらず
先頭を走ろうとする姿
いやー 素晴しいの一言です
今後は「ミスター」と呼ばせて頂きます
私は左折車に巻き込まれたり
遅いバイクの後ろに付き
距離が離されたりと
あっと言う間に後れを取る
それを挽回しようと
必死に後を追うのであった
1時間ほど走っただろうか
あの市内の混雑を抜け
少しは落ち着いて走れる郊外へと出た
そして道路にも慣れてきた
しかし困った事に
こっちのトイレ事情のせいで
過保護になっていたケツが災いし
朝からケツが痛痒い
そうなんです
こっちにはウォシュレットが無いのである
おまけに風邪かお腹を冷やしたせいか
腹の調子も良くない
そこに強く拭き過ぎたおかげで
ケツが痛いのだ
つくづく日本の便座が恋しく思う
突如 先頭のミスターがルートを外す
そこはちょっとした港町
バイクを停めランチにする
日本語で「船長の店」と書いてある
店内は数組の家族の姿
中央のテーブルには沢山の料理
食べきれるのか疑問に思う程の量だ
我々も一応メニューを眺める
文字が理解できないながらも
何となく‥感で注文を行う
暫くすると
徐々に料理が運ばれてくるが
目が点になる
とにかく量が半端ないのだ
でも味付けはとても好みだし
料理自体も美味しい
だけど量が多い
今日は台中市内がゴール
まだまだ先は長い
レンタルするのに思いの他
手間がかかったのがいけなかった
そうは言っても
寄りたい場所も多くある訳で
台湾のウユニ塩湖といわれる所だったり
満州時代の橋脚 龍騰断橋
相談の結果
この2ヵ所だけは寄る事にする
台中市内に入った所で給油
そして帰宅ラッシュ in 台中
例の大混雑の中へ突入
曲がりたくも曲がれない
まっすぐ行きたくも行けない
そんな事をしていれば
当然はぐれる
もうここは互いに別行動
個々にホテルを目指す
Google先生だけが頼りだ
VIP Hotel Taichung ¥1,900
https://www.booking.com/hotel/tw/vip-hotel.ja.html
今日一日の汗を流し
日本人が経営する居酒屋へと向かう
ここでもう一人登場人物を紹介しよう
謎の助言者「Kちゃん」
彼女は台湾にお住いの方で
30年程日本に暮らしており
日本語も堪能
当然現地の言葉も話せる
そして日本人の性格も承知している
彼女のすすめで
今宵の宴は日本式の居酒屋へ
日本のプロ野球選手も愛用している様子
2日目にして懐かしく感じられる味
スタッフの中にも日本人がおり
何となくホッとできる
初日はめまぐるしく終わったが
道路にも慣れ
走り方のコツもつかめたし
何より無事故無違反だった事
それが一番である
さぁ明日はどんな事が待っているのでしょう
初日なのに
もうすっかり台湾ツーにハマってる自分が居る
楽しいよ~ 台湾♪