Freude am Fahren(駆け抜ける喜び)
吉幾三がファイナルコンサートを終え
活動休止するんですってよ
海外を旅して
色々みてきたいと話していた
彼の楽曲は好きだったし
あのしゃがれ声は妙に心に沁みる
あまりTVを観ない私は
今頃になってYouTubeで知り
驚きと寂しさを覚えた
雪質の悪くなったスキー場
これからはバックカントリーの季節です
来週計画している万座温泉へのスキーツアー
その準備として
3~4年ほど使ったシールのメンテナンスを行い
山スキーの準備をし始めた
そんなある日のこと
PCに一通のメールが届く
小林様 お世話になります。雪の積もり方はどうですか? 春先のツーリング計画を練っているところかと思います。そのツーリングの相棒に・・・・R1250RTなんていかがかと思いまして連絡させていただきました。中古のアドベンチャーが欲しいのもありまして・・・
突然の事だったので
すぐさま悪友に相談を持ち掛ける
『チョットこれ見て』
「いい条件じゃん」
『だよねー』
「決めたの?」
『グラグラってきてるんだけど‥』
「いいんじゃないかぁ
中々いい条件だと思うよ
ずーっと乗り続けるか
価値が高いうちに乗り換えるか
53でしょ
バリュー終わって58
残額完済が60
体力的に今かもね」
『俺もそう思う』
「色はどうするの?」
『やっぱり白かな』
「赤でしょー
ショートスクリーンで
ホイール色も濃くしまって見える」
『赤かぁー 赤ねえ・・』
数日後
『店長! 今回の提案請けたいと思います』
『色は赤でお願いします』
小林様 お世話になります。R1250RT マーズレッド ご注文ありがとうございます。ちょうど横浜港到着くらいの船の中の1台を確保しました。3月半ばに登録可能で準備できます・・・
2015年4月から乗り出した水冷GS−A
(登録&返済開始は2014.12)
4シーズンしか乗ってあげてないけど
1年早く乗り換える事にした
motorrad高崎はGS乗りが多い
そして引合いも沢山有る様で
今回私の水冷GS−Aが
ターゲットになったと推測する
昨年暮れに伺った時
新型RTに興味がある事を話をした
その事をしっかり覚えられていたのだろう
売り手が決まっていれば
高値で下取る構図が出来ていた為の
今回の好条件という訳だ
おまけに今回のGS-Aは無転倒車両である
しかし
私には大切な約束がある
当宿の大切な常連様へ
出す時はお譲りする話をしていたのだ
飲んだ席での話であったとしても
先方にこの件を話し
真意を伺っておく必要がある
1年早い打診なので
準備不足であればそれは致し方ない
宿帳に記入してある番号を回す
間も無く電話口に聞き覚えのある声
単刀直入に用件を話す
是非購入したいとの意向だ
いわゆる酔った席での話
ではなく
真剣な話であった訳だ
黙って下取りに出さなくて良かった
こうして私の愛車
2代目冒険号は福島県へと嫁ぐ事となった
ここ数日の間で
バタバタと状況が変わり
R1200GS-A(LC)から
シフトカムテクノロジーのR1250RTオーナーへ
当然お高い支払いはいつものバリューローン
しかも毎度のフルローン
提示された下取り金額は
常連様へのお譲り金額となり
GS-Aのバリューローン残金も相殺される
悪友も言ってた通り
58歳でバリュー60回返済が終了し
残額分を再ローンして60歳で完済
”上がりのオートバイ”とも言えるこの車両で
壮年時代を共にする決意をした訳である
今までの様に一人で
北海道や四国のダートを走る事はないだろう
これからは高速道路を駆け抜ける人
そんな BIKE LIFE こそが
私の身の丈に合っている気がする
高速移動用のR1250RT
下道トコトコのR60/2
山菜取り用のジェベル200
こんな贅沢なバイク人生を
起業した時に想像できたことか?
10年間頑張ってきた
自分へのご褒美だと思う事にする
今回は事後報告をやめ
女房には事前相談を行ってありますので
ヒソヒソ話じゃなくても大丈夫です
皆さんご安心くださいませ
春先のロングツーリング
今年は九州と決めてます
常連のKanamaru様(福岡県在住)から
ツーリングプランのメールを頂き
山口県と福岡県のR66を入れた
Ver2となるプランをなぞっていたが
少々変更が生じそうで
行きは上(高速)を使い自走しよっかな
行きそびれたままになっている
角島 秋吉台 萩・・
何処だったか幾重にも続く赤い鳥居の場所
出雲大社へお礼参りもしたいし
サンフラワーに乗っている場合じゃないぞ
でも
慣らし運転で2,000kmも走っちゃダメかな?
帰りはその時の気分次第
そんな自由なバイク旅を手に入れた
春ーるよ来い 早~やく来い