少しずつ‥
今から9年前の春
地元紙にこんな記事が載ってから
今年はOPEN10年目の年
昨年より検討を続けてきた
キャッシュレス決済
今シーズンより導入しようと思う
様々なサービスの中から
初期投資が掛からない
「QRコード決済」方式に絞り
LINE Pay かPayPayの2社で比較する事にした
LINE Payは一部上場企業のLINE社
ソフトバンクが51%出資している
PayPay社もヤフーとソフトバンクの合併会社
結局ソフトバンクに行き着く感じだ
肝心のサービスを比較すると
使う側のお客様にしてみると
ほぼ一緒と言っていいだろう
ただLINE Payは
友達同士で不足額を融通しあえる
そんな機能が面白い
対して導入する店側の観点では
導入時の費用はどちらも無料
決済手数料を比較すると
2021年7月末まで無料のLINE Payに対し
開始から3年間は無料のPayPay
また指定銀行への入金手数料など
当宿のやり方に合いそうなのはPayPayだ
先のことは分からないけど
来年から当面の3年間
このPayPay決済を導入します
店側の正直な本音としては
月々利用金額がかかるサービスや
決済の度に手数料がかかる
そうなるとやっぱり痛い訳で
現金商売でいいや
って事になってしまうのは現実なのです
もっと言うと
せっかくR66店舗用 公式LINE@を
取得してあるにも関わらず
それとLINE Payが連動していないってさぁ
ちょっとどうなのよ?
もう少し愚痴っちゃうと
無料のLINE@は1,000回/月しか会話ができない
この画像だけで12回の会話です
この他に10人居たとしたら120回
10日も持たずに限度を迎えます
これを解決するには
5,000円/月ほどの有料プランとなる
やはりこの額は躊躇してしまう
もうひとつお知らせがあります
メンバーカードを製作します
バーコードかQRコードが入ったモノで
当然一枚一枚違います
そのカードをリーダーにかざせば
毎回記入する宿帳がプリントアウトします
あの面倒な作業が簡単になります
私もホテルのチェックイン時に記入する
アノ宿帳が面倒で嫌いなんです
時には寒くかじかんだ手が動かず
汚い文字になってしまう事もあるでしょう
そして毎月お越しいただいている
リピートライダーさんも多く
毎回毎回書いて頂いてる姿が
申し訳なくて仕方なかった
年末に
数年分の宿帳を分析してみました
結果は
毎年お越し頂くリピーター様の
その総数は約200名
隔年利用者はざっくり150名
そして新規が100名超えたくらいかな‥
この200名様の内
年間に何度もご利用頂いている
そんな常連様のおかげで
R66は安定的な運営ができております
という事はこの常連様が
一番お金を落して頂いてます
私はその方に対して
少しでも快適にしてあげたいのです
ではこのカードを作成する
対象者をどうしましょう
常連様だけで良いのか?
新規のお客様だって
次お越し頂ければリピーターさんだし
中国・九州地方にお住いのライダーさん
転勤で遠くに移られた方など
地域の考慮だって必要ではないかと思う
と 随分悩んでみたのですが
答えは簡単で
「作りたい人だけ作ればいい」って話
でも1枚100~300円のコストが掛かる為
有料として良いものか?
利用回数により差別化して良いものか?
実はスマホ画面も考えたのですが
コストとセキュリティー面を考え
カードにしようと思ってます
どんな材質のカードにするのかで
1枚の単価が変わってきますが
その答えは
春までに結論を出したいと思います
(この手の業務に詳しい方相談にのって)
では
なぜそこまでやるの!
とお思いでしょうが
実は「会員制の宿」
その可能性を模索しております
以前からここでお話してますが
利用者数はもう十分です
新規 新規と増やそうと思いません
これ以上は求めておりません
将来はバイク宿でなくもいいです
私も年を重ね
いつの日かオートバイを降りる
そんな日が確実に来る訳だしネ
なので何年後かには
一見さんお断りの宿で
顔見知りのお客様同士で会話を楽しみ
家族が増えたら一家で泊れる宿
場合によっては
親戚など一族で貸切もできたり
1週間単位で連泊できる湯治宿
『私の別荘』的な
そんな宿があってもいいじゃない
と妄想を膨らましています
先のことは分からないけど
例の口コミが引き金となり
深く心が傷ついてしまった事は確かで
対人恐怖症というのか
不信感
自信喪失
何かそういったトラウマ(心的外傷)を
この先も引きずってしまわなければ良いのですが・・