泣きっ面にハチ
暑い 暑い 暑過ぎるー
こんなにエアコンが欲しいと思った年はない
唯一あるのは自動車だ
ならば自動車で避暑に出掛けよう
標高900mの山田温泉より高い
久し振りの戸隠高原へと向かう
運転席の窓を半分ほど開け
自然の風を混ぜながら
白樺やブナといった森林の中を
四輪で爽快に走る事も
たまにはアリだな~っと思っていた矢先
カチッと硬い音を響かせ
ドアミラーか窓ガラスにぶつかった反動で
黄色いっぽい虫が顔にぶつかってきた
次の瞬間
強烈な鋭い痛みが口の周りに感じ
ハチに刺されたのだと確信した!
すぐに自動車を路肩に寄せ
懲らしめてやろうと思ったが
ヤツは窓から逃げて行ってしまった
即 バックミラーで確認すると
唇の左上に刺し痕が残っている
指先で少しでも毒を押し出そうと
何度か皮膚を引き寄せてみる
ほんの僅かだけど透明の液(毒)を排出できた
一瞬の出来事だったので
確かな事はいえないけれど
足長ハチだった様な気がする
動揺した気持ちをおさえながら
何となく目的地へと走らせた
すでに行列ができている「うずらや」を横目に
「そばの実」へと向かう
まだ空き駐車スペースがある
車を停め思案をする
ここは引き返しすぐに病院へ向かうか?
蕎麦を食べてからにするか?
痛みはすでにズキズキと増してはいる
ミラーで確認するとハッキリ腫れてきている (-_-;)
しかし
折角なので蕎麦を食べる事にした
ハチに刺された時はアノ医者に限る
高山村診療所の紅谷先生だ
人気が無いのか?!いつも空いており
それでも俺とは相性が良く
お気に入りの医院
電話を入れ事情を説明し急いで向かう
今まで何度となくハチ治療を受けているが
ここの治療は何と言っても過激なのである
しかし即効性があり
治りの速さはピカイチだと思っている
案の定 今回もその処置を受ける
ただ今回は顔だけに
多少の恐怖感があった事を白状しておこう
診療明細書によると
局所 病巣内薬剤注射
オルガドロン注射液1.9mg 0.5ml
静脈内注射
強力ネオミノファーゲンシー静注20ml
そして投薬を2種類処方された
ご覧の通り
ハチに刺された時のここの処置とは
局所=刺された箇所への直接注射なのだ
めちゃ痛いんだけど
これが驚くほど治りが早い!!
なのでいつもココに決めている
顔だけに腫れてしまい
どんな顔になってしまうのか
心配し凹んで居たのだが
直後の処置が良かったのか?!
治療が効いたのか判らないが
とりあえず人前に出れる範囲で収まってくれた
皆さん山へ行く時はハチにも注意してください
さて極めて私的な事ですが
過日
娘が町田家へ入籍をした
どうなることやら心配していたが
結婚すると決めたらしい・・
式は来年だと聞いているが
その他の事は
嫁に出す側なので出しゃばらない様
お相手側からの連絡を待っている
そんな日々
入籍日に小林家だけで
ささやかな祝い事でもと思っていたが
ライハにご予約が入っていた為
今宵のライダー様と二人からのワインを開け
我が家の祝い事に協力いただいた
これで息子と娘
ふたりの子供らの親としての責任に
ひと区切りがついた様に思える
嬉しいような
嬉しくないような
そしてちょっぴり寂しいような・・・
時間というのは
止まる事無く
確実に流れているんですね
どうりで俺も歳をとり
以前の様に動けなくなる訳だよ
でも
これも幸せな歳のとり方だと思うし
次のステップへの通過点だね
そう思う事に決めた