2017乗り納めツー ③
11月6日(月)
明るくなった気配で目覚める
今日は朝一からプチ登山だ
体調は悪くは無いが
しっかり朝食は摂りたいところ
三徳山は8:00の開門
道中のコンビニが朝食場所となった
ただここへ来て今回も忘れ物だよ
ネットで購入したばかりの御朱印帳
自宅の机に置きっぱなしで来てしまった
そそっかしいヤツだねぇ(笑)
来年に向け
旅セットを入れるバッグを購入しておこう
正式には三徳山三佛寺といい
http://www.mitokusan.jp/
天台宗修験道三徳山法流の寺とある
国宝 ”投入堂(通称)”が有名で
その工程は往復90分との情報
入山時に服装検査を得なければならない
生半可な気持ちでは登れない様だ
その為絶対に単独登山は認めない
なので入り口までに
私と一緒に登ってくれる
登山仲間を見つけないといけない
そこへちょうど男性2人組だ
声を掛けると
戸惑った様子の後に取材だと言う
諦めかけたがOKをいただく
木の根道や鎖場があり
手袋は必須ではあるけれど
大した登山ではない
下山後 授与所で御朱印帳を購入し
真新しい1ページに御朱印をいただく
その僧侶はとても話し好きで
三徳山のことを色々教えてくれた
皆さん「日本レイライン」って知ってます?
解りやすく書いてあるサイトには
こう説明してます
御来光の道(レイライン)
春分の日と秋分の日に、太陽が通る道。北緯約35度23分を結ぶ直線上には、地理的な名所、歴史的な建造物が立ち並ぶ。太陽が昇る東は、千葉県の玉前神社から、西は島根県出雲大社までを結ぶ線は、御来光の道(レイライン)として知られ神秘的なパワーをもらたすと言われています。
http://kasamori-ji.or.jp/story/
なるほどレイライン
なるほど三徳山ですね
パワーをもらった気がします♪
そしてここには国宝が多く展示され
手に触れられる国宝もあるという
投入堂を修復した時の柱がそう
『山に捨てちゃえばいいのに
それを持ち帰ったら国宝・・
言ってみれば産業廃棄物が国宝だよ』
そう笑わしてくれた
折角なので
もう一度戻り宝物殿をみてまわる
さらに昔は投入堂の先(上)に
まだ三つ社があったと言う
(現在は修復できず建物は無い)
先人達は凄かったと語ってくれた
駐車場に戻ると
観光バスから団体様ご一行が到着し
これから登山をするようである
登山は朝一番が鉄則ですね!
さて次は温泉巡り再開の為
進路を岡山県へと南下する
本来であれば地元湯の三朝温泉だろう
しかし私はどうもラジウム泉が好きでない
加えて煌びやかな雰囲気も好みでない
またご縁があったら寄る事にしよう
昨日の酷道は避け
一度戻り湯原温泉ルートを走る
昨日とはうって変わり
連休明けのせいか道路はガラガラである
何より燃料もある ^^;
タイヤの空気圧も調整し
冒険号の機嫌もバッチリだ
陽を浴び光輝くススキ
寒くもなく暑くもない
最高のツーリング日和
郷緑温泉 郷緑館
ここも足元湧沸泉だ
料金は30分貸切で500円
もし先客が2人いたら待てなかっただろう
真賀温泉 真賀温泉館
大人150円 幕湯250円 貸切1,000円
いずれも一湯のみ1時間の料金
迷わず幕湯を選択
ここも足元湧出泉なのだ
若干温めの温度だけど
今回入った山陰の温泉の中で
一番私には合うイイ感じの湯であった
ただ受付のオジサンの態度だけが残念だ
さて 事前にリストUPしておいた
気になる温泉はほぼ入浴する事ができた
何となく山陰地方の温泉の傾向も掴め
思い残すことなく
この地を離れる事ができそうだ
なので連泊も可能だと言われていた
昨夜のRHダイアナへは戻らず
姫路城を目指す事にする
姫路市って何県だったかなーと
バイクを走らせながら考える
岡山県だったか?
兵庫県だったか?
地理は好きな人間だけど
どうも中国・近畿地方の県の形が
サッと頭に浮かんでこない・・・
今走っている道ができたばかりなのか
iPadのGPS精度なのか
ナビソフトMapFanのバグなのか
意味不明の症状が続発する
『リルートを開始します』
『ルートに復帰しました』
うるさいほど何度も繰り返す
どうもMapFan+の時は良かったけど
VerUPしたMapFanは使い勝手も悪く
そろそろ違うアプリに変えようと思っている
頭が痛いのは
無数に登録してあるブックマークだ
これをそっくり移せれば
明日にでもコレに見切りを付けたい
理想的なナビゲーションは
通常の基本機能に加え
雨雲レーダーがタイムリーに表示する
そんなナビが登場したならば
ライダーはこぞって使うだろーに
岡山県道66号線をさくっとクリアし
いよいよ以前素通りした兵庫県の姫路城へ
宿は「どかっ亭」を予定しているが
早めに到着し確認をしておこう
しかしここは前日予約が必要でした
普段はお婆ちゃんが寝泊りしており
前もって連絡頂けると片付ける様子
信州からだと知ると
お婆ちゃんに交渉してくれたが
やっぱりNGとのこと
連絡しなかった私がイケないのです
カウンターで焼き鳥を食べ
2Fで泊らせて頂く予定が崩れた
親切に対応してくれたオーナーさん
また来ますよ (^^)
楽天トラベルで検索開始
姫路城へ徒歩10分という好立地に
ゲストハウスを発見
緑楽堂 ¥2,500(駐車場200円)
身軽になり国宝 姫路城へ向かう
入門時間は16:00迄なので
城内へ入る事は叶わなかったけど
外からでも十分綺麗な外観に満足できた
夕陽を浴びたお城
ライトアップされたお城
どれも綺麗な姿を見る事ができた
夕食の為 姫路市内を散策
ジモティにオススメの店を伺うが
定休日であった為
行きがけに気になった店
「侘助」へ向かう
お一人様寄せ鍋とハイボールを注文
美味しそうなメニューがあるけど
ここは我慢し節約をする
ゲストハウス別館の旅人は
デリーからの青年と自衛隊の若者
そして女性がひとり
軽く会話をするが皆さん社交的ではない
唯一インド人と話すが
夕食に為出掛けてしまった
乾物をアテにリビングで一人晩酌
音を立てれない雰囲気はちと辛い
眠くなりかけたが時計は9時前
でも早々にベッドへもぐり込む
眠りにつく頃
ひとつの案が浮かぶ
確か「セイコカニ」が解禁したはず
同じルートで帰るのは面白味にかけるけど
カニをほっておいて帰れない性分
もう一泊できそうな所持金はあるが
たまには家族土産にまわそう
うん そうしよう・・・
11月7日(火)
早朝オートバイの朝露を拭きながら
竹田城跡の雲海が頭をよぎる
今から間に合うだろうか??
もしもう1泊すれば
この感じならチャンスがあるかも知れない
まだそんな事を考えている自分が居る
大阪のお好み焼きとたこ焼き
そいつで一杯したい気持ちもある
しかし
大阪南港で迷ったトラウマから
都会には近づけない
田舎ライダーにしてみたら
どんな酷道よりも
首都高とか環状道といった
ぐるぐる廻る道が苦手だ
なにしろ地名が分らない為
どの方向へ進んで良いのか
パニックになってしまうのだ
何より頼りのナビが巧く機能してくれない
GPS電波をうまくキャッチできない為なのか
まったく使えなくなる
それが致命傷である
姫路城の開門を待って
城内を見て回りたい気持ちもある
しかし明日からは天気が下り坂
長野は午後からは雨の予報
この時期の雨は雪になるかも知れない
まして山田温泉となればその確立は高い
そんな危ない賭けはしたくない
やっぱり今日帰ろう!
嫌気がさしたMapFanを辞め
今日はgoogleナビを使う
播但道 - 中国道 - 舞鶴若狭道 と走り継ぎ
若狭上中ICで降りる
時間に余裕があるので
三方五湖レインボーラインへ向かう
現在レインボーラインは通行料金が半額
道幅は昔の規格のようで狭い
そしてコーナーがタイトだ
でも冒険号はこんな道も得意分野である
この辺りまで来れば
地図はまったく必要なく
混雑のしない裏道を使い走れる
梅街道も懐かしい
鮮魚センターでの買物は楽しい
私は必ず値切ることにしている
遠慮がちに
且つしたたかに(笑)
詰めは『もうちょっと買うから税込みで』と
敦賀まで来れば自宅まで4時間ほど
休憩を入れて4時間半ってところ
おそらく陽が沈む前には帰宅できるだろう
途中大型トラックの自損事故
もう少し遅かったら通行止めだったかも
やっぱり俺は運がいい(笑)
新潟県に入ると寒さが身にしみる
外気温では図れない体感温度が違う
そして信州に入ると
一段とその寒さが堪える
山田温泉で温まりたい一心で走る
2017乗り納めツーリング
工程 約1,700km
3年目の冒険号 17,158km
年間平均約 5,700km
年々走れなくなってきました
特に今年に限っては
改装工事が長引き
春に乗れなかった事もある
日本は広い
そして知らない土地が
まだまだ沢山残っている
その為には安価で泊れる宿
そして情報交換スペースがある
ライダーハウスがもっと必要で
その日の疲労回復には
快眠できる設備と工夫が重要だと思った
たまたま今回は私(R66)が
参考としたいお宿には
廻り合う事ができなかったけれど
部屋タイプの選択肢を広げてみたい
そう感じた
今の時代はベッドで寝る方が多いと思う
なので個室のひとつをベット部屋に
ちょうどフェリーのS寝台
またはツーリストSのイメージに改良
そうすることで
もっとお客様に喜んで頂けるのではないか?!
少なからず
現在のRHルート66って
結構イイ線いっているのかも知れない
そんな気がしました ^^;
さて信州の2017年バイクシーズンは終わりです
オートバイからバッテリーを下ろし
冬眠に入ります
そして来る2018シーズンを待ちます
多くのライダーさん 今シーズンも有り難う♪