2017乗り納めツー ②
11月5日(日)
今朝は天気予報どうり快晴
今日の予定は鳥取砂丘と温泉探訪
荷物をまとめ出発準備
うっかりヘルメットを落とし
シールドにキズが入ってしまった
視界の真ん中でなく良かったと思おう
走り出し間も無く鳥取砂丘着
ここは以前 素通りした地
昔のおさらいの様な気持ちで
半日使ってもいい覚悟でいる
ここもアジア系の言葉が飛び交い
多くの貸し切りバスが停まっている
初めて訪れた砂丘の印象は
想像以上に広くデカイ
砂は雨の翌日とあってか歩きやすい
北海道の開陽台級の感動を覚える
お決まりのラクダもいる
いいじゃないか! 鳥取砂丘
ウェルカニ鳥取県
今宵の宿はここから数キロ程にあるが
色々回り道をしてから入る予定
ブランチを食べながら
一度は入りたい温泉リストを眺め
この先のルート計画を考える
マップル関西版を持っていない為
iPadでの計画
やっぱり地図って必要だと感じる
今日は一度岡山県に出て
奥津温泉から湯原温泉へとループし
また鳥取県へ戻ってくる計画だ
その前に「ひな研」のひとつである
東郷温泉 寿湯を入っておこう
http://hina-ken.com/?p=3251
明日行く予定の三朝温泉方面をかすめ
およそ一時間程度の距離が次の目的地
道は間も無く快走路となり
前方に数台のツーリンググループ
彼等はかなりのハイペースで走行
後ろ2台は私と同じバイクだと判る
先頭に付いて行く為
幾度か強引な追い越しをかけている
最低なのが一番後ろのバイクだ
通常右側から抜くものを
左側の路側帯を使い
有り得ない追い越しを繰り返す
見ていてもヒヤッとする
抜かれる自動車も迷惑であろうと思う
そういう自分も見通しの利く
安全な場所で抜かせて頂き
ハイペースを保つ
大きな三叉路でグループが左へ
最後の一台は右へ曲がる
そうか! グループが違ったのか
単独になった彼は
更に乱暴な運転でスピードをあげ
遥か彼方に消えていった
同じバイクに
こんなヤツが乗ってるなんて許せん
がっかりだよ (-_-)
奥津温泉 奥津荘の鍵湯 ¥1,000
http://www.okutsuso.com/
浴槽の下からぷくぷく湧く
足元湧出泉なのだ
泉質はアルカリ性単純泉
温泉は鮮度が命
入ったり 出たりを繰り返し
洗髪と髭剃りも済ませ
また温泉に浸かる
若干ぬる目の湯加減なので
じっくりと入る事ができる
高額の入浴料の元をとる(笑)
ガソリン残量に不安を覚えながら
次なる湯へと向かう
ナビの案内通り
県道56号湯原奥津線を走りすすめる
日曜の為 途中のスタンドが閉まっている
多少の不安を抱くが
何とか成るでしょう的な考えで進む
間も無く
恐ろしい程の山道となり
歩道に迷い込んだのかと思う有様
これぞ酷道だ
狭い道幅に加え
路面いっぱいの濡れ落ち葉
すっかり民家もない山岳路
とんでもない山奥に踏み込んだらしい
すれ違う対向車も来ない
峠を越えたと思ったらまた峠
まったく楽しくない
冒険号の電子制御
残り○○kmと表示する数字に怯え
また頼りに省エネ走行に徹する
アクセルを抑え
トルクでバイクを走らす
ガソリン残量まじヤバイかも
引き返そうか? 行こうか!
泣きそうな思いで走っていると
やっと眼下に街が見えてきた
「何とかなる」
でも安心はできない
どこにスタンドがあるかも判らない
祈るような気持ちで進むと
広い道との合流地点にshellスタンド発見
冒険号は残り17kmと表示
助かった
俺には運がある!
東北ツーリングに続き2度目の失態
懲りない奴
今朝あったスタンドの@料金が高く
ケチった結果がこれだ
早めの給油を心掛けよう
さて 洗髪などは済ませているので
浸かるだけでいい
そこで湯原温泉「砂湯」へ向かう
ところが先の台風災害で崩壊
豪雨でダムが耐え切れず
致し方なく放水をした結果だと聞く
しかしこの迫力には圧倒される
巨大な構造物と露天風呂
裸になって浸かる温泉
そんな開放的な情景を想像し
残念だけど今回は手湯で我慢
縁があればまた来れる事もあるでしょう
ここからの帰路は快走路
この辺りのメジャーなルートなのか
沢山のバイクとすれ違う
そしてピースサインも返ってくる
整備された田舎のワインディングを抜け
あっという間に宿着
ライダーハウス ダイアナ(¥1,500)
なんとここは一般の住宅
その2Fの一室を開放しているのだ
入口の1F雑話室は勉強中の子供達
学習熟の傍らライハもやっている様だ
何をするにも
勉強中の子供達の横を通らなければいけない
居場所が無い
駅方面の繁華街まで4kmだという
時間も早いので歩くか…
てくてく歩いていると
焼肉屋を発見
個人店で地元密着型の雰囲気
ちょいとググってみる
口コミはなかなか評価で
ハラミが美味しいとコメントがある
一人焼肉もへっちゃらな私は
カウンターに案内され
焼酎お湯割りとハラミ&レバーを注文
追加でミノをひとつと
お湯割のおかわりを頂き
程ほどになったところで退散
部屋に戻り所持金を計算してみる
諭吉さんが2枚と千円札が少々
乾物をひろげ
和倉温泉から持ち歩いている
サントリー角を飲む
時間はあるけど金がない
無駄な工程は控えないとまずい
慎重に明日の計画を練る
メインイベントは投入堂だ
その登山の為に
ここに宿を取ったといえる
その後は温泉を廻り
残り時間次第で連泊するか
移動するか決めようと思う
勝負は登山の所要時間となる
時刻は21時
寝る時間だな
今宵も早々に寝床につく事にする
つづく