ありがとう
リニューアルした今シーズン
そして8年目のシーズンも営業終了
今日から春までクローズとなります
見慣れた顔
新しい顔
そんな沢山のライダーの皆様
ご利用いただきありがとうございました
感謝の気持ちでいっぱいです
振り返ると
改装工事が長引き
未完成のままでオープンをさせ
週末営業させながらの平日工事
8月の関東地方の長雨
ツーリング日和である9~10月は
週末毎に雨や台風となり
ヤキモキしたライダーも多かったと思います
本当に天気周りに恵まれない年だったと思う
そんななか四輪に乗り換えての来宿
涙が出るほど嬉しい時もありました
『場合によっては自動車で伺いますので
キャンセルはしませんよ!』
と連絡を受けた時はホント嬉しかった・・
やっぱり団体様のキャンセルは非常に痛手であり
お断りしたライダー様にも申し訳ないし
正直経営的にダメージが大きいです
何より今年から毎月返済がある訳で
銀行さまは支払いを待ってはくれない
なのでそこはシビアに考えないとならない部分だ
春のオープニングと秋のクローズ
私どもの感謝の気持ちを表す意味で
イベントを設定している
10月最後の週末である先日
感謝祭参加の皆様
沢山のお酒に土産ありがとうございました
開業当時
知名度もなく世間にも知られず
ひっそり営業していた当初より
ここの温泉を気に入って頂き
宿を気に入っていただき
そして今日までずっと支え続けてくれた
そんな古いメンバーの多くが集まり
和やかで楽しい夜会となりました
世代の違う同窓会の様でしたね
『全国のライハで、オーナーと一緒に風呂に入る所は、
おそらくここだけじゃない・・』と雑談しながら湯につかり
しっかり温まったあとは
いよいよ乾杯の時間です
予定通り17:00宴会スタート
皆さん慣れたもので準備協力ありがとう
美味しかったか分らないけど
手料理の数々に心は込めてみました(by A子)
色々な話題で盛り上がりましたが
『今年一番ここへ来たのは誰?』
という質問について
宿帳をめくり数えてみましたよ ^^;
さてその答えは誰でしょう
いやらしいので明言は避けますが
大方の予想通りとでも言っておきましょう
ただ女子は所沢のライダーがNo1
2017シーズンの女主(オンナぬし)に決定
続いて横浜と三重のライダーでした
この宿帳をめくっていると
その一枚一枚に想いがあり
シーズン一度しか会えないライダー
特定の季節に訪れるライダー
ネマガリタケの季節に来るライダーなど
皆さんひとりひとり大切なゲストです
R66の存在意義がここにありました
この先も末永くご愛顧
よろしくお願いいたします m(__)m
PHOTO by なおや君(2017.10.24 渋峠)
訪れて頂きました方の中に
『将来ライダーハウスやりたい』
という話を度々聞く事ができました
是非とも実現させて欲しいと願ってますし
協力をしていきたいと思ってます
そんな方々の参考の為に
当宿の利用客数
恥をしのんで教えておきます
ざっくり450名ほどです
シーズン半年だけですがRHルート66の
2017の年間総利用客数となります
単価3,000円/人として1,350,000円
食べていけますか?!
必要経費を差し引けば幾ら残ります?
パートに出て働いていた方がいいですよね
ここに借り入れの返済があります
副業は必須となります
立地条件がいい反面
固定資産税など高いです
ライダーハウスの経営者はほどボランティアと
そう言われる理由が理解できますよね
なので私はHPの「オーナーのひとり言」に書いてある様に
強気なことを憚らず宣言してます
お泊りいただくライダーは大切なゲストですが
周りの方が嫌がる言動や態度の方には
遠慮なく注意をさせていただきます
また週末の団体様のキャンセルには
厳しいコメントを還した事もありました
なので私は少人数のライダーを大切にしてきました
んん
話が変な方向にそれましたが
ライハなんかやらない方がいいさ
そう言いたかったのではなく
どう言葉に表せばいいのか難しいのだけれど
「商売」として始めようとするならば
とてもリスクが高いと思います
伊豆や房総など年間通じて営業できる場所か
ゲストハウスで食事の提供を行い
客単価を上げる
それもひとつの案かと思います
今はビジホもかなり安価で泊れる様になり
素泊りで勝負するするには
何か強みが必要です
R66の強み(良さって)は何でしょう?
オーナーの人柄と言いたいけれど
実際は宿の雰囲気ではないでしょうか
ここに集まるライダーの質の良さ
と言う事だと思います
例えば北海道ツーリングでの一夜
主が仕切っており
「一見さん」の自分は居心地が悪かった
そんな経験ありませんでしたか?
宿の設備や立地条件はいいのだけれど
二度と行きたくない宿になってはいけません
なのでオーナーは常連様ばかりと仲良くせず
また常連も一見様を輪に加え入れる
そんな器量が必要だと思うし
そういう方々を大切にしていき
雰囲気のいい宿つくりを続けていきたい
そう願っていれば
きっと叶うものだと信じている
お金の話は嫌らしいのだけれど
無視はできない
しかし同じ趣味の見知らぬ人との出会いの場である
ライダーハウスはやっぱり魅力があり
日々の出会いと情報・・
こんな素晴らしさは中々他には無い気がする
ホントやりがいのある仕事です
引退後でも離職のタイミングでも
チャンスがあったらライダーハウスやろうよ!
私の持っているノウハウだったら
幾らでもお話させていただきますよ
さーて それでは皆さん
また来年笑顔で会いましょう (^^)
本当に有難うございました