フラッシュモブでクラシック日和
『まずイヤフォンを用意しましょう』
芸術の秋
ここでは不人気ネタの クラシック音楽の話題をひとつ
ライダーハウスが冬季休館となり 冬準備に入るこの時期は
別宅でのレコード鑑賞が恒例行事
文字通り ひきこもりする時間
ずいぶんご無沙汰なので どうしても最初はいい音がでない
レコード針のダンパーが固くなり 大きな音は割れてしまう
真空管などのパーツも本調子までは ほど遠いコンデション
なのでレコード選びは バロック期のヴァイオリンソナタあたりとなる
まぁ 私の話はこれくらいにしておきましょう
今日は手軽に聴けるYoutubeの作品を紹介します
クラシックが苦手な方も きっと興味がもてるきっかけとなるでしょう
「フラッシュ・モブ」という言葉も 随分と知れわたるところとなりましたが
一応おさらいしておきます
フラッシュモブ(英: flash mob)とは、インターネット上や口コミで呼びかけた不特定多数の人々が申し合わせて雑踏の中の歩行者として通りすがりを装って公共の場に集まり前触れなく突如としてパフォーマンス(ダンスや演奏など)を行って周囲の関心を引きその目的を達成するとすぐに解散する行為
Youtubeで検索すると 沢山の作品がヒットします
その中から私のお気に入りをいくつか紹介します
ではイヤフォンの準備はいいですね!
ボリュームはちょっと大きめをおススメします
フィラデルフィア公立図書館で寸劇風に仕掛けたプロ歌手が突然歌いだす
曲はモーツァルトの歌劇「魔笛」から 夜の女王のアリア
https://www.youtube.com/watch?v=RgZZkY4QIYc
ちょっと音程を外した場面もありますが 曲がいいので許そう
タレント発掘オーディション番組「ブリテンズ・ゴット・タレント」がきっかけで
携帯電話のセールスマンから 世界的な歌手となったポールポッツ
彼が突然ショッピングモールに登場し歌いだす
https://www.youtube.com/watch?v=E17IRO8–ag
彼はやっぱり「トゥーランドット」の”誰も寝てはならぬ”が似合っている
イタリアのとあるスーパーでの映像
買物客に扮した男性・・ そして店員が ”フニクリ・フニクラ” を歌いだす
https://www.youtube.com/watch?v=44UC6muN8KY
さーていよいよドイツ人作曲家の登場です
サバデル銀行 創立130周年(100人参加)を記念してのフラッシュモブ
日本ではなぜか年末の定番曲 ベートーヴェンsym-No9「合唱」
https://www.youtube.com/watch?v=GBaHPND2QJg
いいですねー こんな場面に出くわしてみたいもんだ
グルノーブルのとあるレストラン
女性店員が突然ビゼーのカルメンから「ハバネラ」を歌う
https://www.youtube.com/watch?v=Upu96iQH_d0
よーく見ていると 居合わせたお客さんが合いの手を入れている
ここにも芸術文化水準の高さがうかがえる
列車のドアが閉まるとグリーグのペールギュントの「朝」だったっけ?が流れ出す
演奏はコペンハーゲンフィルのメンバーらしい
https://www.youtube.com/watch?v=gww9_S4PNV0
親しみやすいイイ曲だねー
ウィーン・フォルクスオーパーによる「カルミナブラーナ」
https://www.youtube.com/watch?v=PJNp5UKRtbQ
すっばらしぃーい どう好きになってきましたか!?
フードコートでヘンデルのオラトリオ「メサイア」より「ハレルヤコーラス」
https://www.youtube.com/watch?v=SXh7JR9oKVE
もー 最高っす
いよいよラストの曲
ヴェルディ作曲 歌劇「椿姫」より 乾杯の歌
https://www.youtube.com/watch?v=qJzRzdsGhC0
ブラボー!! さすが一流のプロ歌手
鳥肌モンだねぇ~
こんなシーンに立ち会いたいと願い
数年後のドイツ・ツーリングで遭遇を期待してしまう
いかがでしたか?
この秋は是非 クラシック音楽に触れてみましょう
まずはオムニバスあたりから・・・
CDショップで一枚手にとっては如何ですか (^^♪
バイクの楽しみが終ってしまったこの時期
就寝前の楽しみは・・ アレですね
T君の置き土産で 本棚を広く使い鎮座していた分厚い本
花村萬月「たびを」を手に取り読みだした
小さな文字 二段書きされているので 老眼にはキツイ
でも この本 じつに面白い!!
作者と自分の感性が似ているのか
登場する主人公と似ているのか・・
まぁ 毎晩楽しみでしかたない (^^)
これはいい本と出会った気がする。。