田んぼアート

青森県の小さな村が取り組む 村おこしを紹介します

その村の名は 田舎館村(いなかだてむら)

青森県南津軽郡田舎館村
総人口 8,227人 (男 3,943人、女 4,284人)世帯数 2,598世帯

弘前市の隣りに位置し高山村より少し人口の多い村だ

 

観光名所や知名度の高いものは無い ほんと辺鄙な村(失礼 ^^;)

そんな変哲もない場所に 毎年多くの観光客が訪れるという

 

 

キーワードは「田んぼアート」

はじまりは平成5年からはじまった「お米」にこだわつたイベント「稲作体験ツアー」

弥生時代からの北方稲作文化を今に伝えるため

昔ながらの手作業で田植えから稲刈りまで行うイベントで

米づくりの楽しさ 農業のおもしろさを より多くの人に知ってもらうために

色の違う稲を使い稲文字を描いたのが 年々図柄は細かく芸術性も高くなり

いつしか注目を集め「田んぼアート」と呼ばれるようになった

 

「青森の魅力に気付き、愛し、伝えよう」 青森2223の魅力
 http://aomori-miryoku.com/2013/09/06/%E8%8A%B1%E9%AD%81%E3%81%A8%E3%83%8F%E3%83%AA%E3%82%A6%E3%83%83%E3%83%89%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%BC%EF%BC%A0%E7%94%B0%E8%88%8E%E9%A4%A8%E6%9D%91%E7%94%B0%E3%82%93%E3%81%BC%E3%82%A2%E3%83%BC%E3%83%8820/

 

そんな活動がいつしか海を渡り 米国でも話題になっている様子

 

サーチナ 2013.8.30 より抜粋

米国ブログ「AMAZING world pictures」で、青森の田んぼを使った巨大なアートが紹介された。
7色9種の稲が使われた「田んぼアート」は、青森県南津軽郡田舎館村で21年間にわたって続いてきた村おこしを兼ねた芸術展であり、多くの観光客を引きつけている。今年のアートは「マリリン・モンロー」と「花魁(おいらん)」の2図。ブログに掲載された写真では、映画「7年目の浮気」の有名なシーンである、まくれ上がったスカートを押さえる巨大なマリリン・モンローの姿が、緑と黒と白のコントラストで見事に描き出されている。その大きさは、縦140メートル横100メートルというから、空中からでなければ全貌をうかがうことができない。そのため、田舎館村では、役場の展望台などを「田んぼアート」観覧に有料にて開放している。
筆者は「日本人が、カラフルな田んぼアートを通して、『マリリン・モンロー』というスターに敬意を示している」と語り、遠く離れた日本の村おこしの場でも、伝統的な美しい「花魁」と並ぶメインテーマの一つとして大きく扱われていることに驚いている様子だ。映画「7年目の浮気」にまつわる最近の話題には、米国シカゴに26フィート(約8メートル)の巨大な彫像が現れたり、マリリン・モンローが着用していたドレスが460万ドル(約3億7千万)の高値で落札されたことなどが記憶に新しい。また別の米国ブログ「scifijapan」も、田舎館村の「田んぼアート」を紹介した。これらの写真を見たネットユーザーからは、「驚くべき田んぼアートだ、色使いが素晴らしい」、「これって本物?スゴ過ぎ」「カッコいい」などと称賛コメントが寄せられた。村おこしを目的として始められ、今年で21年目を迎えた「田んぼアート」。こうして米国でも注目されているところを見ると、村おこしは成功を収めているといえそうだ。(編集担当:佐藤あきこ・山口幸治)

 

 

ズクのいる村おこしに ただただ脱帽する

注目を集めるようになってから色々いうのは簡単だが

平坦な土地(津軽平野)に 大きく一枚の水田群 見下ろすに最適な村庁舎

条件が整い過ぎているように思えるが

こういう発想を生み出した 発起人たちのアイデアに感心する

 

最初はちょっとした遊び心だったのかも知れない

これからの時代

そんなオトナの遊び心に 大きなヒントがあるのかもね

 

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