小串鉱山のこと
行政の方々と 休廃止鉱山緑化推進事業で 毛無峠へ行く
国、県、村、民間 各方面の担当者 総勢18名
≪ 資料より抜粋 ≫
1.休廃止鉱山緑化推進事業について
須高地区休廃止鉱山(須坂・米子・小串・横手山鉱山)の鉱害防止対策として、昭和56年度から平成8年にかけて覆土緑化工事を実施し、平成15年に休廃止鉱山緑化維持研究所を設置して、米子・小串・横手山鉱山の覆土緑化地の最適な維持管理方法を検討するための調査研究を実施した。
当該調査研究において、”覆土部の土壌の安定化及び酸性水の流出低減を図るには木本植物による緑化が必要である”との結論に至ったことから、平成18年度から県及び地元自治体等で休廃止鉱山への植栽緑化を実施している。
(植栽実施年度 米子:H18・H21・H24、小串鉱山:H19・H22、横手山鉱山:H20・H23) 以上
要するに硫黄鉱山だった小串鉱山を 放っておくと酸性水が漏れ出す
高山村(高井側)強いては須坂市などへの水源を守る対策として
鉱山跡地に覆土をした
雨風からその覆土を守る為には 木を植え 土を安定させる
まぁ そういう事だと理解した
元信州大学農学部 山寺教授のもと
研究よりミズナラ、カラマツ、ダケカンバ、トウヒが良いとなり
今回は合計80本超の植栽をしてきた
3年前の植栽も順調に育ち 腰丈ほどに成長していた
病気の伝染を防ぐ為に 同種を隣に植えない
苗が根付くよう開発した 保育ブロック苗を使う等々
研究してきた結果得たアイデア&テクニックを体験した
皆さんご存知の毛無峠
一般的に言われている小串鉱山は左側エリア
今でも茶褐色のガレた感じで 鉱山跡地として知られている
一方 右側の高山側は 草木があり 鉱山があったとは感じさせない風景に変わっている
樋沢川源流の水質調査も 覆土以降は良好な数値を維持できていた
知らない所で・・
誰かが・・
大切なことを してくれているんだと知る