2013北海道 上陸
2日目 接岸からノシャップ岬
いつも北の大地は晴天で迎えてくれる
腹は決まった
一路 北へ向かう
北海道では高速道路を使わないのが俺流
早朝の市街地を順調に通過し
R12（日本一の直線道路）美唄から R38芦別国道で中富良野へ入る
超メジャーの「ファーム富田」へ寄る
ラベンダーの時期は7月中下旬
それでも多くの観光客で賑わっている
茶色の美瑛の丘はちょっと残念だったが 美瑛はやっぱり美瑛で好きな街
お昼は旭川市内でラーメンかな･･
さすが一番人気の塩ラーメンだけあって さっぱりだけじゃなく旨味のある一杯だ
そろそろホクレンにて給油するタイミングだ
人になんと言われても 俺はパタパタさせて走る主義
「一本くださーい」
「フラッグの発売は明日からです！」
そうだったのか･･ 下調べが不十分だった
R40にて比布 ～ 音威子府 そして真横に進み天売国道に出る
間もなく風車が見えてきた
オトンルイ風力発電所 一列に28基並んでいるそうだ
となると･･･ いよいよ あの道が迫る
オートバイでは3度目となるが それでも毎回感動する
「また帰ってきたぞー 北海道 でっかいどう」
N45から定宿へ今夜の予約を入れる
いつもと変わらないスタッフが出迎えてくれた
原ちゃんも元気でなにより
毎回紹介する宿 「漁師の店」 1泊2食￥2,000
今回のツワモノは 通称「ダル君」
T矢君と同じニオイがする青年だ
アパートを引き払い 1年中旅をしているらしい
（多分ソコに行けばダル君に行き会えるよ）
クリ○ネでヘルパーをしていたので 特に道東の情報は豊富だった
いくつか参考にさせていただく事にしよう
晩酌時間 親父っさんがナマコと未加工のウニを提供してくれた
加工前のウニって こんなに美味いのか！！
ありきたりだけど 口の中で溶けるっていう表現しかない
ナマコは中国での需要が多く
ほとんど輸出してしまい 手に入りづらいとのこと
なのでナマコ漁師は ホクホクだとも教えてくれた
親父っさんは 昆布とウニ漁師なので その恩恵は受けていない
上陸初夜は愉しいひと時だった
ここは いい旅人が集まる素敵な宿なのだ
私はここの宿を手本にしている と言っても過言ではないのだ！
『いい宿には、いい人が集まる』