だって単車だもん

ちょっと訳あって

BMW R18に乗る機会があった

350kg程の車体だけど

両足がべたに着くので

チビの俺でも全く問題ない

何を隠そう・・

R18に乗り換えようと思ってる

そんな心情を察したのか!

商売的なことなのか?

それはさておき

ソレを2日間借りた

その間にフクロウ号を預け

リコール対象のタンクキャップ修理と

1年点検を実施したのだった

その帰りのこと・・

普通なら行ってはいけない道へ

RTで乗り込んでしまった

この先はどうも行けそうになく

Uターンのタイミング

普段ならクルッと向きを変える

何でもない行為だ

停止状態からハンドルを切り

僅かアクセルを開けるが

バイクは微動だにせず

車体が傾く

それもそのはず

なぜだかギヤはNポジション??

推進力が無いバイクはより傾き

足を着こうとするが

時すでに限界だ!

とても持ち堪える傾きに無く

敢無くフクロウ号は地面に横たえた

俺は大外刈りを綺麗に掛けられた

柔道選手のように

地面に一回転

自分でも驚くほど綺麗に転び

そして綺麗に立った

バイクは無残にも横たわり

エンジンがむなしく動いている

その姿がいっそう悲しくなる

冷静だったら

スマホで一枚撮影でもできただろうが

咄嗟にバイクを起した!

見るまでも無く

車体は「傷だらけのローラ」だ(涙)

マジですか・・・??

俺がバイクを倒したの!

立ちごけ?は10数年記憶にない

重量級のBMWに乗り換えた頃

いや その後も

停止状態の時ほど

気を使っていたはずなのに

慣れなのか?!

気の緩みなのか!

雑に取り扱ってた己を責めるが

時すでに遅し

愛車がそこに寝そべってしまい

そしてローラなのだ

でも

ライダーだったら分かると思うけど

その瞬間って意外と冷静で

事態を収集するけど

時間と共に落ち込むもの

涙が出ると言うより

「幾らかかるだろう」と

一瞬にして現実に戻される

言い訳を言うけど

ポンコツ(R60)もR18も

両足がバッチリ付き

ギヤ抜けしても

咄嗟に足を着き

体勢を立て直せる条件があったけど

フクロウ号がそうじゃなかった

しかも

居住性重視でHiシートにしていた

166㎝のチビがナニうぬぼれてたんだ

そう言われても仕方ない

あのミスターをバカにしていたけど

そのバチが当たったのかも知れない

あ~~ぁ

ショックです

Good Jobなんてしてる場合じゃない

でもね

俺は直さないよ

このローラのまま乗るよ

お金ないもん

ステッカーでも貼って誤魔化すぜ

オートバイなんて輪っこが二つ

転んで当然なんさっ・・

腰骨を強打したのか

今上手に歩けません

日曜日は野球の試合です

でも俺は試合に出るよー

しかし

慣れって怖いですね!

大型バイク

そうじゃなくても

あの車重を支える事は無理です

潔く諦め

バイクより己の身です

体の方が大切だよね

どこぞの映画で

Kohも言ってましたが

『オートバイって誤魔化しができない』

正にそうなんです

立ちごけなんかより

命に係わる様な事も無いよう

もう一度真摯に向き合いましょう

しくじり先生からの忠告でした

さて

北信濃はやっと雪解けが進み

冬季閉鎖中だった道路が

次々と解除になりました

R292志賀草津道路の全線開通は

すでにご存じでしょうが

そこから笠岳(山田牧場)越えルート

万座温泉から高山村へのルートも可

但し毛無峠へは落石の恐れ有りで

しばらく通行できません

奥志賀スーパー林道も通行可

但し野沢温泉方面は引続きNGと

やっと冬が終わった感が増してます

帰路はちょうど開通初日でもあり

さっそく笠岳を抜けてきましたが

R292草津方面からの景色は

何度走っても圧巻ですね!

白根山外輪の荒々しい岩肌

そして白根山の白と茶の土目に

緩やかな稜線

その先に待ち構える山田峠

本当に素晴しいルートですね♪

つい2ヶ月前は

スキーツアーで訪れた場所ですが

冬も夏も最高のロケーション

やっぱりオートバイは

スピードじゃなく

自然を近く感じられる様な

懐ある車種がいいですね

これからも一層フクロウ君を

大切に乗ってあげようと思うのだった

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