明日はきっと晴れ
朝晩は多少寒くなりましたが
例年と比較すると
随分暖かい今年の秋
紅葉し始めた木もあれば
色付く前に落葉してしまったり
そんな年です
さて残り2週間となりました
今シーズンの営業ですが
最後の賑わいだったこの3連休も
今年の定番?の週末台風が直撃予想
当然多くのライダーから
残念なキャンセルが入る
私も残念な気持ちでいる
今回はご予約が合致したので
互いを紹介したかったライダーが
ご対面するチャンスだった
あの子にこの子を紹介したい
と思っていたバイク女子部会が
実現しそうだったのですが
生憎の台風です
奇跡的な出会いは先送りになりそうです
今回 断念された方は
本当にガッカリだと思います
しかし失礼ですが
私はこのキャンセル連絡の
コメントであったり
連絡をしてくる時期
そんなひとつひとつを
ちょっと楽しみに読んでおります(汗)
大型で猛烈な台風19号
その進路や情報を
皆さんがヤキモキしながら確認している姿
そんな光景が目に見えるようです
前入り作戦をするのやら
危険な賭けにでるのやら
とは言え
真面目な話
風が吹き始めたら非常に危険です
ここは遠慮なくキャンセルもアリですよ
さて何人のライダーが残るでしょうか?
または開店休業となるのか??
収穫間近のリンゴは?
とにもかくにも
重大な被害に遭わぬよう
また日本をそっと過ぎて行って欲しいと願う
今日は絵についてのお知らせを二つ
水野美術館
「水木しげる・ゲゲゲの人生展」
https://www.mizuno-museum.jp/exhibition/index.php
11月24日(日)まで開催
一般¥1,000 9:30~17:00
毎週月曜日 休館
そして
以前からおススメしている
歴史に埋もれた戦没画学生の作品
一度は足を運んでは欲しいのです
戦没画学生慰霊美術館「無言館」
”一度でいいから
あなたに見せたい
絵がある”
一般¥1,000 9:00~17:00
毎週火曜日 休館
知覧と呉の次は信州上田です
ちょっと切なくなるので
気持ちが凹んでる時はやめましょう
芸術の秋
ツーリングの時間調整にでも
こんな寄り道はいかがでしょう
そして
ランチは蕎麦でしょー
ボチボチ蕎麦の収穫時期です
「信州そば」とは
信州産のそば粉を使うのが流儀です
それ以外は信州そばと名乗ってはいけません
しかし掟破りの店は多いのが現状
まー 味は大して変わらないのですが…
「新そば」の旗が上がっていたら
この時期だけの楽しみ
蕎麦の「香り」
これを是非堪能して欲しいです
今のこの時期限定です
私も冬まで食べ歩きますよぉ
さてさて
一ヶ月に及ぶ悩みの種
山田温泉の源泉の件ですが
昨日やっと原因解決し
源泉復活です!
湯量が通常の1/2~1/3にまで
減少してしまったのですが
見事に復旧復活しました
人の手によって招いた
今回の騒動ですが
なぜ専門業者が居るにも拘らず
素人の私が工事を指揮し
監督をしなきゃいけないのか?!
ちょっと疑問に残るのですが
業者の元社長(顧問役)の命により
任される羽目になった
今回の工事の段取りですが
送湯管の一番下のバルブを閉め
管内に湯を張っておく
次に源泉から一番近い継ぎ手を外し
源泉よりエンジンポンプで圧力を掛け
川水ではなく80℃の源泉を流し込む
(水温が32℃を超えると水面張力が起きない為、水圧は水より掛からないが、、)
そしてスケールを出す
安定したら再度組み付け
その下の送湯管の継ぎ手を外し
また流し込んでいく
これを繰り返すこと3ヵ所
あっちいお湯に苦戦
足場の悪い山中に苦戦
温泉成分のカスが付いたボルトに苦戦
午後からの雨に苦戦
様々な困難を乗り越え
夜の8時には完全復旧する事が出来た
今後の為にちょっと説明を加えますが
なぜ圧力を掛けて流し込むのに
川の水じゃなく
源泉を使ったのか?ですが
圧力だけを掛けたければ
32℃以下の川の水が良いです
またその温度差や成分差によって
スケールはより剥がし易くなります
その反面
暖まってる送湯管を冷やすと
1mで数ミリほど縮みます
数十m 数百mとなれば
どれ程になるか分りますよね
人の手ではその差を挽回できません
数トンある管を人の手では
到底引き上げる事は無理なのです
今回はその機械も持ち込めません
また岩盤から吊っている送湯管も
ワイヤーが切れたり
弛んでいる箇所が多かったので
下に引きずられる事を避けたかった
そんな理由からなのです
そもそも湯量を増やす為に行った
元の工事だったのですが
打合せ不足により
大迷惑な事態になった
くどいけれど
私は山田温泉の「湯守り」です
その源泉管理者の私を
ないがしろにした結果がこれです
当事者も随分懲りた事と思います
この役を受けてから
少なからず温泉の事について
多少勉強をしてきましたし
経験も積んできました
ひとえに温泉と言っても
全国にそれぞれ違う泉質が色々とあり
その管理の仕方も様々だと思いますが
必ず「湯守り」が居て
その湯を代々守り続けている
責任は重大な役目なのです
現在全国に30,000本の源泉があります
そのうちの半分
15,000本は休止または枯れてしまってます
費用が掛かり過ぎて維持できなくなった湯
新しく掘った為の休止
理由はそれぞれでしょうが
温泉の管理はとても費用が掛かってます
そして人の手によって維持してます
皆さんはそんな苦労なんか
知らなくてもいいのですが
たまたまうちの場合は
R66のオーナーが湯守りなので
こんな話をさせて頂きました
湯量が復活した
本気の山田の湯
アナタは入れるかなぁ~
私もやっと肩の荷がおりた事と
やり切った達成感とがあいまって
無性に誰かと
祝杯をあげたい気分
たまたま泊まられてた
今宵のリピーターさんを巻き添えに
強引なカンパーイ (*´ω`*)