アルビノの木
バタバタと忙しい波が過ぎ
これからの連休を前に
少しゆっくりしようと
DVDを借りにレンタル屋へ行く
観たかった映画を数本手に取りながら
他を物色していると
パッケージの写真が気になる
「アルビノの木」という作品に目が留まる
松川によく似た茶色い川だなー
と思って手に取ると
何やら映画祭で受賞歴があるらしい
まー 借りてみるか
と何気なく借りてきた
Photo by 公式HP
何本か観終わり
最後の一本がこれだった
借りてはみたものの
これといって興味が沸かず
何気なく見始める
アレっ ここあそこと似てる
えー マジかよ
これ須坂駅じゃないか!
映画中ではわかば駅って設定だけど
間違いなく須坂駅です
そうこうしてるうちに
須坂病院や北信五岳の風景も
この角度だと須坂市の野辺方向だな
えー マジ!
これ毛無峠じゃん
CGで索道も動かしちゃってるし
小串鉱山に下りちゃってるよ
所々 小栗の里だったりと
各地の映像を組み込んではいるけど
意表をつかれ驚いちゃったよ
そして一番驚いたのは
エンディングロール中のエキストラに
同級生や知人友人の名があるじゃないか
いやー まいったねぇ
どこに出て居たのか確認する為
二度観ちゃいました (^^;
Photo by 公式HP
ストーリーはともかく
いや失礼
ストーリーは勿論ですが
まだ毛無峠を知らない人は必見です
台風接近でバイクに乗れない時用に
レンタルショップで借りておきましょう
個人的にはナギ役の東加奈子がイイ
白い肌と陰のある表情
薄い胸にもキュンってしちゃいます
公式ホームページ
http://www.albinonoki.com/
さて
誰が言ったのか『スローライフ』
言葉のイメージからは
のんびり ゆったりと
都会の喧騒から離れ
セカンドライフを送る
そんな風に感じ取ってしまう
地域のコミュニティとは無縁な
別荘暮らしなら別だけど
田舎暮らしは忙しい
水田なんか持っているものなら
春と秋に耕作組合共同の草刈り
また地区の共同作業
共同墓地の草刈りといった
地域の奉仕活動がある
北信エリアではこれを「おてんま」と言い
出不足金で解決できればいいが
ほとんどはそんなモノは無い
なので欠席=協力しない人
また変わり者として扱われ
肩身の狭いことになる
私の様にサービス業に携わる人間は
多くの人と生活リズムというのか
休日のタイミングが合わない事が多く
そのやり繰りができない場合もある
そして生涯野球チームに所属し
キャプテンなんか任され
日程がバッティングした日には
どちらを欠席しても
その一方に迷惑を掛け
義理が果たせない事になる
また何故かその日程がブッキングする
今週の日曜日がそうなのだ
今回は耕作組合の草刈り作業
数年前に決められた事になるが
欠席者が居る場合
一部スペースを刈らずに残しておき
後日その場所を欠席者が刈る
というルールを作ったのだが
私の2班のメンバーは
皆さん良い人ばかりなので
一切場所を残さず刈ってしまう
今回もそれに甘える事が申し訳ないので
掟破りだけど
作業日前に担当エリアの草刈りを行った
おそらく割り当てエリアの
半分程度は一人で頑張ってみた
2班の班長さんにそれを伝え
自分的には義理を果たしたと思っているけど
やっぱりコミュニティってそういうものじゃない
決められた日に
皆が集まり作業をする
作業後は水田地の広くなった場所
適当な道っぱたに輪を作り
皆で喉をビールで潤す
ここまでが共同作業なのだ
これをここらじゃ「はばき脱ぎ」と言う
北信ではこういう事が当り前で
何かやったら皆で一杯!!
くどいけどそこまでが行事の一部
宿でも今日集まった仲間
できれば全員で卓を囲み
酒を手に話をすることが
普通だと思っているので
それが当り前の様に強要してしまう
そういう習慣がでてしまうのだと思う
しかし
こういう事が苦手な人もいる訳で
ここ最近はかなり控え目にしている
それでね
急斜面の草刈りをしている最中
急に息苦しくなり
胸が締め付けられる様な感覚に襲われ
危うく転がり落ちそうになったんよ
なので一旦作業をやめ
安全な場所に座り込んでいると
変な汗が出てきた様に感じた
その後 こういった事はなく
作業を終えたんだけど
すぐれない体調をおしてやったせいなのか
秋の花粉アレルギーのせいなのか
夏が終わり
体が弱っているだけなのかも‥
原因は不明だけど
こんな生活
あと何年できるのだろうか??
続けたい気持ちは十分にあるけど
ひとつ ふたつ
何かをやめる決断
それが必要な時期なのかも知れないと…
ダメですね!
体力が落ちていると
メガティブな事考えちゃって
こんな時ほど
フラッとバイクを走らせなきゃね