2016北海道ツーリング vol6

7月9日(土)

まともに寝れず朝を迎える

外が明るくなった頃ウトウトできた程度なので頭がボーっとしている

周りのイビキだけじゃなく副業の事件が大きく関係している事は間違いない

 

さて昨夜練り直した予定を最新の気象情報と照らし合わせる

希望と願いは裏切られ やはり天気の回復は期待できない

今夜(土曜)から日曜(終日)は全道的に雨

ただ降水確率が低く 曇りの予報となっているのが釧路周辺

明日日曜は帯広も天気が持ちそうな気配だ

小雨や曇り空の知床は楽しくない おまけに寒くなる事を知っている

なので今回は予定を変更して知床半島をパスする事にした

 

練馬ライダーさんと再会を約束し一足先に走り出す

今日の工程はここ弟子屈~釧路まで距離にして90km

今日はゆっくり観光できるチャンス日なのだ

5分も走らない場所にある硫黄山駐車場にバイクを入れる

朝なのに汗ばむほどの快晴

ジャケットを脱ぎ帽子を被り応急的なザックにペットボトル2本

登ぼる気満々で歩き出すと「立入禁止」の看板がある??

えっ この先に例のブルーシートの露天風呂があるんじゃないの?

入っちゃいけないのかなあ・・・

<画像はwebより無断借用>

 

この空の下 誰も居ない絶景野湯風呂に入りたい♪

でもなんで立入禁止なのかなぁ? 熊かな? 硫黄の毒素??

しばらく思案してみるが ここは大人の判断で断念する

引き返し係りの方に聞くと随分前から硫黄山は登れないという

無断で入ってしまう方も居る様だけど・・・

何かあって人様に迷惑を掛けてはいけない ここは我慢をしよう (ーー;)

 

登山ができないとなると 随分予定が狂ってしまった

朝の牛乳を飲みながらツーリングマップルとiPad mini を眺め作戦会議

 

ここは残念だったけど昨日で4色のフラッグをゲットできた

4パタパタしながら走る北の大地は浮かれ気分になれる

しかも弟子屈は見所満載の町

私の大好きな場所なので ここへは毎年寄ってしまう程魅力が多いエリア

なので定番の摩周湖へ向かうとする

こっちからだと第3展望台が先に通るが 硫黄山Pと共通のチケットがあるので第1Pへ

すでに大勢の観光客とライダーが集まっている

富良野のキャンプ場で見掛けたライダーも居る

摩周湖は快晴しかも無風なのであろう湖面が鏡の様に周囲の山を映している

傾斜した駐車場を慎重にバイクを移動して峠を下る

今日も愛車は快調に走ってくれる

時折バックミラーで4本のフラッグを確認しひとりでニヤつく

お腹も空いてきたので全国駅弁大会2位のぽっぽ亭へ向かう

10:00オープンなので非常にありがたい

豚丼にハズレはない! 普通に美味い 家庭の母の味

だけど朝はやっぱり味噌汁が体にしみる

この辺りは釧路川の上流になるでカヌーツアーもできる

しかし体験したいツアーの受付時間は過ぎているので今回は諦める

予定通り昨年発見できなかったオーロラ温泉へ向かうとしよう

農作物の畑や牧場が続く田園地帯

富良野・美瑛といった穏やかな斜面の丘と違い

起伏が大きな地形なので広く見渡せる風景ではないが

個人的には好きな風景が続く

田舎道なのでスピードの取り締まりもやっていない様子

地元車両が前を走っていたとしてもかなり飛ばしている

 

こんな空なのに本当に夕方から雨になるのだろうか?!

釧路方面もどの方面もそんな気配はしない

 

今年こそ見落とさない様慎重に看板を探す

ありました♪ 「近道 林道3km」

当然ダートを行くでしょう(^^)v

間も無くタイミングが悪く対向する四輪車とすれ違う場面が・・

隅に停車し道を譲る 発進時深砂利にタイヤが空転しコケそうになる・・

キャンプ用品満載の冒険号はさすがに神経が磨り減る

そして入り口を発見 でも「ここから私道 走行注意」と緊張は続く・・

適温の湯船に浸かれば 一瞬でこの温泉の実力が判る

十勝川温泉とは比べ物にならない泉質の濃さと滑り感

道内屈指のモール温泉だ!

なんと表現していいのだろうか・・・

鳴子温泉の様に油臭がするでもなく 濃い紅茶色なんだけど無臭

肌を刺激する硫黄泉とは正反対で優しく肌を潤してくれる

頭を洗えばリンスせずともつるつるになるのだと伺う

草木が地中で化石化した地層から湧き出る温泉の事をいうのだったか?!

詳しくは覚えていないけど地球のロマンを感じずにはいられない

道内のモール温泉はすべて北海道遺産に認定されている理由も納得できる

 

珍しくなが湯をしてしまった

駐車場に戻りお茶を購入しオーナー夫人との雑談も楽しかった

オーロラファームビレッジ・オーロラ温泉 道内No1のモール泉と勝手に認定しよう

その後 ルート上にある味幸園も通ってみるが ここは次回に取っておこう

 

今日はまだまだ時間がたっぷりある

太平洋シーサイドラインを反れた場所にある尻羽岬へ行ってみよう

事前に調べた記事には<以下webより>
道道142号線を知方学への標識に従って走ると知方学小学校がある。ここから5kmほどダートを走り駐車場に車を止めて、さらになだらかな丘の上の草原を1300mほど東に歩いたところに尻羽岬はある。尻羽岬の看板のある場所までは道があるので800m程歩けば行くことはできるが、岬の先端はさらにそこから500mほど歩いたところにあり、ここまでは獣道しかなく夏場は藪をかき分けながらの歩きとなるので大変だ。さらに岬に行っても尻羽岬の標識があるだけで他に何かあるわけでもない。しかし周りに木が生えていないので視界の良さは素晴らしく、一面に広がる草原と手前には大黒島、そして見渡すばかりの厚岸湾と断崖絶壁の愛冠岬、波打つ太平洋は見に行く価値があるだろう。ここにある帆掛岩には日高から船で逃げてきた源義経主従がここの沖合で猛吹雪に遭い、船は座礁して義経公は崖を登って石像となり船は岩となったという伝説がある。尻羽岬は主要幹線道路から離れている事や、ダートを5kmも走ること、さらに駐車場からも20分ほど歩かなければならない事から観光客は皆無に等しい。

 

 

かなかないいじゃない 冒険心をかきたてますなー

時間に余裕があるっていい事だ

 

噂どおり人っこ一人居ない寂しい場所だ

駐車場から続く歩道には 二つ爪の動物の足跡

熊ではないので大丈夫

何も無い絶景の岬を見たく ひたすら獣道をすすむ

30分は歩いただろうか

やっとその絶景が見の前に広がる・・・

 

30分歩いて この霧が見たかったんだよ(オイオイ)

これが自然ってもんだ (-_-;)

おそらく1時間早ければ違った景色が観られたのだろう

帰りはホワイトアウト状態

道を間違わないよう慎重に来た道の記憶を辿る

太平洋シーサイドラインはやっぱり霧の発生率が高い

 

 

 

 

まだまだ陽も高い時間帯に「銀鱗荘」 到着

サッとシャワーを使い汗を流す

しかし汚い 汚な過ぎる 去年とまったく進歩が無い^^;

 

今宵の旅友はチャリダーとバイカーと私の3人

札幌や千歳ナンバーのレンタカーは要注意だと話す

大概 爆買いの国の方なので危険な運転をするらしい

追い越しの時 普通センターライン側に避けてくれるけど

彼らはすぐ脇をスピードも弱めず追い抜いていくのでマジ怖いという

また道の真ん中で急に停まったり

ウインカーを出さずUターンして事故りそうななったとも話す

とにかく車間距離を取り近づかない事が一番安全だと教えてくれた

 

昨年より質は落ちるけど 釧路の海鮮を肴に今日も酒が美味い

しかし今宵は妙に酒がまわる

宴たけなわだったが早々に休むことにする

 

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