2016北海道ツーリング vol4
7月7日(木)
まだまだ この時期の富良野は寒かった
夜中に凍えそうになり目が覚めてから寝付けず
震えながら朝になるのを待ち続けた
完全な寝不足だ・・・
天気の具合で一日早送りでルートを進めることにする
なので今日は幌加温泉に泊ろうと思う
ここの女将さんは耳が不自由なので筆談での会話
よって予約はすべてFAXとなる
ひつじの丘から幌加温泉 鹿の谷へFAXを入れる
多分予約が取れたと勝手に思う
ダメなら帯広まで下りてRHっていう手がある
昨夜のキャンプ友と再会を願い早い旅立ちをする
時間帯が早いこんな時は吹上温泉に入るまたとないチャンスだ
心地いい風とワインディングを軽快に走っていると
突然カーブの出口に看板を発見
予期せぬ場所だったのでUターンをして戻る
あぶない! 通り過ぎるところだったよ・・
ドラマで見た湯船に先客1名(男性)
先程まで年配の男性同士で「水をうめるな!」 「熱すぎる!!」
と口げんかしていた様子
いい時に来たね・・ と
そして上段の湯船は熱すぎる! との助言を言われるが
なーんだ大したこと無い(^^)v
ロケーションは最高だ
泉質はフツー でもさっぱりできたよ(^^)♪
そうだ mont-bell 大雪山東川店で小原氏の写真展をやっているはず
サクッとナビをセットして向かうとする
さすが素晴らしいカットばかり展示してある
構図といい 自然が魅せる一瞬の色彩・・ いつか俺も奇跡の一枚を撮るぞー
本日のメインイベント
目指すは前方カムイミンダラ(神々の遊ぶ庭)
登山の代わりに大雪山 旭岳ロープウェイ(往復2,900円)を使い周遊コースを歩く
しかしライディングパンツは最高に歩きづらい
およそ1時間の散歩で汗びっしょりだよ
朝風呂で着替えをしてなかったら誰も近づけないだろう(ーー;)
しかしこの山 本当にココから1時間半で登っちゃうのだろうか?
そういえば朝から食物は口にしていなかったよ
吸い寄せられる様に「みそラーメン」の暖簾をくぐる
「みそラーメンのよし乃 上川店」 イイじゃない普通に美味い(^^)
宿の予約が取れているか分らないので先を急ぐとする
大雪山の西側から東側 直線距離にしたら大した事ないのだけれど
この国立公園の面積は神奈川県の面積とほぼ一緒だと聞いている
なのでぐるーっと150kmほど迂回しなければならない
旭川市をかすめ層雲峡へ そして大雪湖 三国峠へと
景色 コーナー 走行ペース どれも超一級絶景ルートだと思っている
それに加え今日は雲ひとつ無い快晴&20℃前後
皆さんにお見せしたいと思ったが
この間の写真が一枚も撮っていなかったのでご勘弁を m(__)m
2年続けての「幌加温泉 鹿の谷」
今年はキタキツネの親子が出迎えてくれた
おそらく生まれたばかりの なまら可愛い赤ちゃんキツネ達
筆談で『今日予約した小林です』と告げると
「お待ちしておりました。こちらです・・」と部屋へ案内される
満室なので角部屋へ通されるが 申し訳なさそうにしている
とうでもない! こちらこそラッキーだったです
やっぱりイイ湯である
正統派 ひなびた温泉ベスト10に位置付けよう★★★
TVもネットも携帯電話の電波すら入らない
だけど機器類の充電はできる
それだけでいい
極上湯に入り しんみり飲んで そして寝るのみ
質素なツマミと焼酎がある
自分のゴミは自分で持ち帰る お客達で支えてあげないと運営できない宿
そんな心ある温泉好きが集まる場所
<さらっと鹿の谷の紹介>
写真(下)が内湯
左から「ナトリゥーム泉」「鉄鉱泉」「カルシューム泉」の湯船
奥のドアの先にある露天風呂は「硫黄泉」と計4種類
ひとつのお宿で4つの源泉を横移動だけで楽しめるって訳です
すごいと思いませんか!
女将さん 元気で一年でも長く営業してくださいよね
できれば北海道遺産に認定され永く維持して欲しいと願うばかり・・・