2013 乗り納めツーリング その弐

《 2日目 》

今日も快晴 やっぱり俺は晴れ男だ

そうつぶやきバイクに跨る

 

まだ戸惑いがあるなか 今朝のTVニュースによると

取り壊しの決まった 南三陸町の防災対策庁舎に進路を取る

 

 

山道を抜け 突然海が見えてきた

 

なんなんだこの光景は

ガレキの撤去が進み 復旧の成果は確実に感じられる

 

でも

間違いなく ここに数百数千の人間が生活していた場所に

何も無いのだ

ただ平面の土地が広がっている

 

声がでない

言葉がみつからない

どう表現していいのか分からない そんな光景がそこにある

 

 

ホームページ ≪防災庁舎の悲劇・南三陸町≫ より
http://memory.ever.jp/tsunami/higeki_bosai-tyosya.html

がれきの町に赤い鉄骨だけを残す3階の建物。
宮城県南三陸町の防災対策庁舎は、津波の激しさと被害の大きさを物語る施設として、繰り返し報道されてきた。屋上に避難した町職員ら約30人のうち、助かったのはわずか10人という悲劇の現場。その屋上で男性職員は、庁舎が大津波にのまれる瞬間をカメラに収めていた。

その時、南三陸町総務課の加藤信男さん(39)が構えたカメラの設定が正確ならば、3月11日午後3時34分だった。海岸から約500メートル離れた町防災対策庁舎を、巨大津波が直撃した。「『決定的瞬間』とか『決死のシャッター』だとか、ほめられた話じゃない。こんな所まで津波は来ないと油断し、逃げ遅れた。反省、後悔…。つらい写真です」激しい揺れが襲った時、隣接する木造の町役場1階にいた。当時は企画課で広報を担当して3年目。「何かあったらすぐ写真を撮る。それが習慣になっていた」。揺れが収まると、使い慣れた一眼レフカメラを手に取った。
書類が散乱した役場内、屋外の様子。「どうせ津波が来ても1、2メートル。その時は防災庁舎に上がればいい」。そう思いながら撮影を続けた。「津波が来るぞ!」との声を聞き、加藤さんも庁舎屋上に上がった。レンズ越しに眼前に迫る津波を見ても「恐怖心はなかった」。波に足をすくわれ、われに返った。「まずい」屋上まで津波「油断した」

その日は町議会の最終日だった。役場には佐藤仁町長や職員約40人、町議らがいた。地震後、佐藤町長や職員、町議の何人かが防災庁舎に向かった。防災庁舎2階の防災無線の放送室では、危機管理課の女性職員が高台への避難を繰り返し呼び掛けていた。津波が迫る。職員らが屋上に続く階段を続々と駆け上がった。間もなく、巨大津波が屋上をたたく。何人かは、そびえる無線アンテナにしがみついた。加藤さんは首から提げていたカメラを、とっさにジャンパーの内側に入れた。屋上を流され、やっとのことで外階段の手すりにつかまった。階段の手すりに背を向け、柵に左足を絡めた。津波の猛烈な流れに押され、体は腰を支点にエビぞりになった。体を起こそうにも水圧に勝てない。水位がどんどん上がる。顔が激流にさらされ、沈み、水を飲んだ。死を覚悟したとき、胸ぐらをつかまれた。「ほら頑張れ!」。そばで同じように津波に耐えていた副町長の遠藤健治さん(63)が、体を起こしてくれた。激流の中で遠藤さんの手が離れると、また潜った。「やっぱり駄目か」。諦めそうになると、遠藤さんがまた、胸ぐらをつかんで引き起こす。その繰り返し。生死の境を何度も行き来し、気付くと津波が引き始めた。

以上 ホームページより引用   ( 昨夜 このHPを偶然目にする )

 

 

 

貸切バスで訪れる大学生

タクシーの案内で来ている年配の女性

ハコスカやケンメリ ジャパンといった 旧スカイラインの改造車も停まっている

年代も 外見も 様々な層の人間が線香をあげ 手を合わせている

 

感動的な光景だ

すごいよ日本人って

 

 

 

私も言い知れぬ悲しみをこらえ

行列に並び 手をあわす事しかできなかった

 

 

この目の前にある建物の2Fから

襲ってくる津波を見ながら 非難放送を続けた女性

怖かったんだろうに

まさか2Fまで津波がくるなんて 想像もしていなかったんだろう

危険を感じ 最後は職員と屋上に非難したのだろうか?

でも 実際は屋上の高さを 2mも上回る津波だったという

 

 

もう十分だった

どこか観光気分?!で 見て回ろうとおもった自分自身を蔑んだ

決してそんな軽い気分で訪れた訳ではないけれど・・

 

走りながら 目からこぼれ出るモノが止まらなかった。。

 

 

人生を無駄に過ごしては失礼なんだと

今を精一杯 前を向いて生きていこう   うん、そうしよう思う

 

 

 

 

夜の部

去年につづき 今年もアノお店を訪れる

 

 

おまかせ刺身盛り合わせ

メバチマグロ(東モノ)と赤貝は絶品!  珍しいニシンの刺身(右下)

 

 

ホッキ貝とツブ貝を刺身でいただく

 

 

金華サバ(上)とトロイワシ(下)  冷酒が合うねぇ~

 

麒麟ビール(中びん)から始め 冷酒で数本いただきました

今年も大々満足な再訪ができました

板前さんも顔を覚えていてくれて嬉しかったなー

 

 

 

そして私のバイクシーズンは終了

20,000km点検の為 春までヤナセオートさんに預けることに・・

 

 

乗りだし17,675km  ~ 23,778km  2013年の総走行距離6,103km

今年は例年よりちょっと少くなめ

 

これからもずーっと 一緒に旅をして行こうぜ

冒険号よ! 来年まで元気でいろよー  (>_<)

 

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