親子タンデム
常連で友人のT君から K100RSを譲っていただく
車検は彼に依頼し 名義変更は私が手続きをした
初めての経験だったが 意外と簡単だった
まずはネットで確認
排気量によって必要な書類が違うようなので
落ち度がないよう準備をする
長野陸運事務所(長野運輸支局)
金曜日の業務終了間際に手続きに向かう
窓口でやさしく丁寧に説明を受け
別の窓口など行き来しながら 30分ほどでナンバー交付となった
準備書類(住民票など)と併せても2,000円以内だった
なんでも自分でやってみると 仕組みも知れて楽しいものだ
名義はもちろんオーナーの息子名
ナンバープレートを見ながら「希望ナンバーはできないの?」と素朴な質問
ん・・・
そうだよなー 二輪にもあってもいいよな~
そして車両受け渡しは 暖かな天候に恵まれる
シーズン初乗りとなる冒険号に親子タンデム
考えてみると
息子とタンデムなんて 最初で最後かもしれない
ベテランライダーとして Goodマナー&スマート走行を心がける
父 「バイクって最高だろっ」
息子 「緊張してきた・・」
楽しむ事よりも 帰りの運転が気掛かりの様子
3年前に免許を取り ずーっとペーパーで今回のデビュー
確かに不安だと思う
しかも300kgの重車体
果たして無事帰ってこれるのか?!
2時間弱でT宅に到着
諸々済ませ いよいよ公道へ出ることに
先に見える交差点(左折)で いきなりの立ちゴケは勘弁だぜ
祈るような気持ちでバックミラーを見続ける
ありゃ・・ 自分がエンストだよ (ー_ー)!
冒険号の重力に負けないよう 渾身の踏ん張りを見せる父
危なかった
初乗りにしては順調に運転する息子
少しづつアドバイスを思い出し 上達していく
ただ BMWの洗礼を受ける
ウインカーの表示が出たままだ
ジェスジャーで教えると 本人も分かっている様子
右に出たり 左にでたり・・
空地を見つけ 再度レクチャーをしてあげる
BMWは 出す時は右側左側それぞれのSW
キャンセルする時は右手側のキャンセルSWを使う
アクセル側での操作なので慣れが必要なのだ
特にK100の時代は 押し上げるので これまたコツが必要
ヤナセオートに寄り冒険号のオイル交換を済ませ
高速道路を使い長野に向かう
息子 「街中より ずっと楽で快適」
そう! そうなんだよ
無事帰宅後 タイヤ交換を早急にする様アドバイスする
二輪はタイヤが命
本人もよく解っているようす
オートバイって維持するのが大変なんだよね
面白がって車間を詰め アオる不愉快な4輪と出会ったり
今日一日は 彼にとって忘れられない日となったはず
改めて 紳士的な運転をしようと感じたのでは・・
また そういう社会人になって欲しいと願う
『 男なら まだ見ぬ空へ ひとり旅 』 by旅風