秋の花粉症

私の秋はつらい花粉症ではじまる

でも今日はスキーの話から・・・

 

FIS ジャンプサマーグランプリ第8戦 白馬大会
http://www.ski-japan.or.jp/game/7603/

長野県勢がワンツーで表彰台に上った


信濃毎日新聞WEBより

 

その一番高い場所で笑顔を見せたのは作山憲斗25歳

中野実業高校(現 中野立志館高校)卒業

息子と同級生で競技種目が違うが同じスキー部の仲

早くから将来を期待された若手ジャンパーがやっと世界の舞台で輝きを放った

2008年世界ジュニアのタイトルを総なめにしたが

その後怪我や調子を崩し 2014年のソチ五輪には落選 悔し涙をのんだ

所属チームの先輩であり 幼い頃からの先輩の竹内択は男子団体で銅メダル

本当に悔しい思いをし 這い上がってきた努力家だ

そんな彼が やっと調子を戻し 世界にはばたくシーズンがやってきた!

 

 


読売新聞WEBより

 

今シーズンは絶好調で現在シリーズポイントの首位を走っている

この日曜日 TVに向かい声援を送ってみた

1本目唯一 130メートルを飛び首位

2本目は成績順なので最後に登場となる

作山を残し首位は先輩の竹内 追い風が吹く小雨模様

集中した様子でスタートを切る・・

「緊張せず、平常心で飛んで欲しい」

 

TVの解説は荻原健司

ノルディック複合で長年世界のトップに君臨したキング・オブ・スキーヤーだ

現在は地元企業 北野建設スキー部のコーチもしている

当然日頃から竹内・作山を指導している訳で 教え子の姿を解説している

いったいどんな思いでいたのだろうか?!

 

いよいよ2本目 ジャンプ台を蹴り出した彼の体はねじれてしまった

気負いからか 踏切の時にわずかなズレが生じたのだろう

解説の荻原「あっ ネジれた・・」「上手い いいぞ・・」

空中バランス能力・技術はずば抜けていると解説している

そして飛距離は竹内と同じく127m 飛形点は先輩に譲ったが

1本目の大きな貯金により 生涯初となる世界の舞台でTOPに立った

荻原コーチも放送席で大喜びしている

「ソチ五輪落選が彼を強くしたんだと思います」とコメントしている

私も彼をずーっと応援してきたので 胸が熱くなってしまった

 

思い起こせば 高校生の時からズバ抜けた才能を発揮し

将来が楽しみな選手だった

部活動でも面白いエピソードがあり

コーチを待つ間

バランスボールの上をトランポリンの様に飛び跳ねて遊んでいたらしい・・

他のノルディックやアルペンの生徒達は目を丸くしていたんだという

そんな彼がやっと世界へ飛び出せた瞬間が今日だ!

嬉しかったぁ

 

村の防災訓練に行っている息子に

「憲斗 8戦の白馬で優勝したぞ」とメールを打つ

「知ってる!」だとさ

話しを聞けば 昨日の第7戦は応援に行っていたんだとさ

チケットは憲斗がくれて 明日は消防で来れないけど頑張れって・・・

何だよ 今でも仲良かったんだ

今期はスキー板の長さ変えたりして 調子がずーっといいんだそうだ

ヨーロッパ遠征中で この白馬大会の為に一時帰国し

またヨーロッパへ発つんだと言う

さすが息子の方がよく知っていた ^^;

 

 

 

 

 

信州はすっかり秋です

山から野生動物もちょこちょこ遊びに下りてくる

目の前のそば屋さんには狸が

宿の裏へは熊さんが登場し

ガチャピンだって来宿

 

北信濃は賑やかな秋を迎えております

今回の記事はどう?
  • イイネ (0)
  • 同感 (0)
  • 好きだなぁ (0)
  • ファイト (0)