大人の休日
平日のライハは週末とはまた違う顔を見せる
世の中には色々な職業があり
ライダーも様々な職種に就いている
なので休日は暦通りの週末でなかったりする
平日のR66はそんなライダー達のオアシス
ストレス社会からの脱出と
非日常を思い思いに過ごす
オトナの時間
その多くのライダーは早めにチェックインを済ませ
オートバイから荷を下ろし
ラフな格好に着替えて温泉へと向かう
大湯前の足湯でBEERを開けるも良し
宿の短編小説を読むも良し
雑和室でごろ寝もいいだろう
私もそういった時間を尊重し距離を取る
その平日ライダーさん達の多くは
夜会が密かな楽しみだったりする
今日も明日も明後日も 一人づつの予約の時もあり
1日ずれれば皆で楽しめるのになぁ
と勝手におもったりするが
職種によって休日は大概決まっているので
そう上手くはいかなかったりするもの・・
ところが
今日も「お一人様」だと思っていたところに
もう一人ソロライダーさんが居たりする
まぁこんな事はよくある話ですが
それが当宿の企画に参加している者同士って事がある
個人情報なので私からは言いませんが
各々持ち寄ったツマミとお酒での夜会中
ふとそんな話題になり
「えーっ それ私もやってます」
「HNはなんですか?」と
そうなると話題は一気に情報交換モードへ
そして明日の行動・ルートへとなり
帰路の途中にココ行ってみませんか!
という様な話に発展する
私は「こういうルートで、ココへも寄ったらどう」と
食情報等も交えアドバイスをする
「だったら明日 案内してくれないか?」
と当然なっちゃうよね〜
その日は特に仕事や予定がなかったので
私も混ざってバイク3台のプチツーリングへ
道案内の私が先導 高速道路を4区間ほど走り
「ひなびた温泉」をひとつ・・ ふたつ・・ 入りすすめる
温泉巡りをして草笛(そば屋)へと向かった
考えてみると数年ぶりの訪問だ
建物が新しくなってからは初めてである
そのせいか そばの量が減った様な気がする・・・
最寄りの高速道路のICへと案内をしてあげ
そこで「お別れ」
と・・ ある日の出来事はこれだけの話なのだけれど
久しくソロ以外で走った事が無かった俺は
マスツーとまではいかない人数だけれど
数台で走る事の楽しさが蘇った
今回はたった3台だけの半日ツー
高速道路での編隊は100m弱って感じだけど
その僅かな時間を走るだけで各々の技量が判る
例えば追越し車線へ進路変更する場合
先頭はウィンカーを出すタイミングひとつも気を使う訳で
また初めて一緒に走るメンバーともなると
色々な事に一層気を使う
技量もバイクの性能も異なると
やっぱり戦闘能力ないマシンやライダーにペースを併せる
これがストレスになり
「楽しさ」や「快適さ」とはかけ離れていく
そうして我儘な性格のライダーはソロへと移行する
俺もそのひとりなのかも知れない
但し多くの場合は「休みが合わない」理由の方が多い
でもね!
思いが一緒
そこそこバイク歴があり
旅慣れたライダーとなら
これが一変し楽しいツーリングになるんだよねぇ
例えば高速道路を数分走っただけで
先頭の意を汲み取り
私(先頭)がウィンカーを出すと同時か
そのちょっと早いタイミングで追越し車線へと
オートバイを移動してくれる
こんな風にケツ持ちが動いてくれると
次々と追い抜いて行く自動車が過ぎた
その最後尾に先頭の私が遅れて移動をかけ
遅い自動車などをスムーズ且つスマートに
格好良く編隊を崩さずオートバイらしく走れるのだ
こういった先頭の思いを予測し
阿吽の呼吸で意思疎通ができる
そんな巧いライダーとの走りは楽で愉しい
北信濃のワインディングを強引に抜いていく様な
そんな下手なライダーが先頭を務めるツーリングでは
事故が起きてもおかしくないだろう
こんな光景をよく見掛けるが
怪我をする前にそんなクラブからは脱退を勧める
こういった「察する能力」を持つライダーは
普段の会社・職場生活でも仕事ができる
有能な社員なんだと思う
多分これは間違ってはいない!
それとついでにもうひとつ
北海道ではすれ違うバイクにピースサインを出し合う
なぜか恥ずかしくなく自然にそうできる
しかし本州ではその習慣は減っている
この文化も復活して欲しいと願うが
自動車が道を譲ってくれたような場合
サッと手を出し
お礼をカッコよくしようじゃないか!
これはライダーのマナーとして
常に習慣付けて欲しいと提案する (^^)v
さて当宿では無料でCOFFEEを提供している
一番早く起きた方が準備をし
終わったら次の人が またコーヒーを落とす
しかし無料と言ったが最近はそうとも言えない
なぜならば
「これ使ってください」と
バイクの少ないスペースに持参し提供して頂いてます
ホント有難い
そんなライダーからの提供品が増えてきたので
サクッと棚を作ってみた
ここの品はそんなライダーさんに感謝しながらお使いください
PS 暫くは足りてますので大丈夫ですよ
まぁ暑い日が続いていますが
皆さん生きてますか?
私は山田温泉から下りれずにいますが
そろそろ着替えが無くなったので
1回自宅に戻らざろう得ませんが
天気が続くそんな暇な日には布団干しが向いている
天日干しをした布団はふっくらとしていいもんだ
ただ一度に両方は敷ききれない為
今日は敷布団の日
次回は掛布団と分けて行う事にしている
階段を上がった窓を開ければ
そこは実家の屋根だ
こんな好条件も手伝い作業は比較的楽に行える
この屋根には学生時代から随分お世話になっている
自動車が無かった我が家は
休みの日と言っても外出する事もできず
自宅で過ごす日が多かった
商売をしているので尚更
他所の家では海へと出掛けたり
街の室内プールへと行っていたようだ
そんな気を紛らわす方法として
この屋根に布団を敷き裸になって体を焼いたもんだ
友達に俺も海へ行ったと思わせる
細やかな反抗だったのかも知れない
そんな学生時代の悔しさからか
翼(オートバイ)を持った今
フラフラと旅するのが好きになったのだろう♪
また高校からハタチ時分は
戸締りされた玄関からではなく
屋根によじ登って2Fの自分の部屋へと入ったもんだ
この屋根を見る度
そんな昔の想い出に微笑んでしまう
photo 暑さにバテる我が家のわんこ ピース