2017北海道ツーリング①

6月28日

昨夜の激しい雨はすっかり止んでいる

フェリーの出航が1時間半遅くなった為

自宅でしっかり朝食が摂れる事は有難い

最後の荷物の着替え専用バッグを積み込み

もう一度荷物の確認をする

うん! 今年は大丈夫だ

 

空は薄陽がさし路面はドライ

時間も十分余裕があるのでR117で越後川口から高速に乗ろうと思う

この日の為に買っておいた方位磁石は

なぜか東にしか向かない

壊れているのかと思ったが

取付け位置が悪かったようで

何か磁気の影響を受けているのだろう

でも今更どうしようもない 飾りだと思っておこう・・・

 

 

11:45 出航なので早お昼を済ましておこうと

フェリーターミナル付近の鮮魚市場に向かう

お目当の回転寿し屋は定休日

仕方ないので寿しを購入しフェリーで食べることにする

ついでに酒のツマミも幾つか買っておこう

 

そしてターミナル着

すでに自動車の乗船が始まっている

あちゃー

遅刻した様だ

そりゃそうだ時刻はすでに10:55

今日は10:40からバイクの乗船を始めたらしい

誘導の係員と雑談をしながら

全車両が乗り終わった一番ビリッけつで乗船

いいんです乗れれば

しかし危うく乗り遅れるところだった^^;

 

 

「あざれあ」の処女航海と言うだけあって

桟橋では太鼓の演奏

艦内にも関係者らしきお偉い様方々

そして事前に記念品とテープを渡される

これを全員で出港時に投げろって意味だね

しかし

私にはそんな余裕がないんですよネ~

 

バイクから必要な荷物を下ろし

部屋に着く頃にはもうドラの音が鳴り出港してました

ここで発覚

キャンプ道具を下ろした時にサンダルも一緒に下ろしてしまった

やっぱり今年もやりました ワスレモノ

艦内ではサンダルの無い不便な生活になりそうだ

 

 

 

艦内はピカピカの装いで

喫煙所すら壁や天井が真っ白である

気持ち良いもんだ

ライダー達の待合所でバイク乗り達と顔を合わせなかったので

ライダー仲間が見分けられない

しかもそれらしい服装をしていないので

尚更である

今宵は独り黄昏飲みになりそうだな・・

6月29日

翌日 艦内放送で眼が覚める

異様に頭が重い

ひとり淡々とBEERとフルボトルワイン等々空けたせいだな

上陸前から二日酔いとは困ったもんだ

 

でももっと悩む事は天気だ

今にも降りそうな小樽のどんより雲

雨雲レーダーによると

目的地のニセコ周辺は2時間後に降る予想をしている

計画ではニセコの山をちょうど上りだす頃だ

当初予定していなかったけど

ここは一旦作戦会議が必要と考え

あまり気が乗らなかったけど麟友朝市へ向かう

 

日替り定食を注文

白米と味噌汁 そしてホッケの半身はまずまず

だけど付け合せの刺身がいけない

鮮度に歯ごたえ そして味が不味い事不味いこと

北海道でこんな刺身出しちゃいけないよ

これなら地元スーパーマーケット「ツルヤ」の方が格段に美味い

 

でも早朝4時からやってるのはココ位だから仕方ない

しかも最初に注文した俺より先に

後から入って来たライダーが先に料理を出された事も気に入らない

何か噛み合わないスタートだよなぁ

今日はスピードを抑えて事故には気を付けようと思った

空模様が気になるところだが

予定通りニセコ方面に向かう事にする

 

つづく

 

2017北海道ツーリング②

余市からR5でニセコ方面に向け南下する

標高が上がるにしたがい霧の中を走る様になる

しまいにその霧は濃霧となり地味にウェアが濡れていき

路面は完全にウェット状態

すでに交換時期をむかえているタイヤは非常に心もとない

寒さ対策も兼ねてカッパを着ようと思うが

下手にバイクを路肩に停める事は危険な状況なので

このまま進むことにする

晴れていれば何処かの山に登ろうと思うが

この状況じゃぁ諦めた方がいいだろう・・

 

ニセコの温泉街に入ると霧は晴れ

冷えた体を温める為 どこかの温泉に・・とも思ったが

時間が早すぎるので外湯入浴は諦める

 

真狩村で細川隆像を見る

ショボすぎる

羊蹄山も姿を隠し

今回最初の北海道ガッカリ賞です (>_<;

 

気分を新たに洞爺湖へ向かう

思わぬ時間が取れたので

ここは映画「幸せのパン」の舞台となった

月裏でアノ場所を探すとしよう

少し高台から洞爺湖を見下ろす場所はそんなに多く無い

多分ここだ!

 

晴れてさえいればキッと素晴らしいロケーションなんだと思うが

霧の洞爺湖もなかなかいいもんだと自分を慰める

 

 

 

先を走り進むとiPad画面のルート外れに何やらマークがある

それは ばんけい温泉ひかり温泉

当宿とひなびた温泉研究所でコラボしている企画

「ひなびた温泉へ」のひとつだった

これは入るしかないでしょ♪

ここも相当鄙びた感があったが泉質は普通かな

とりあえず冷えた体を十分に温める事ができた訳である

 

 

そうこうしていると登別だ

食堂でフンベ温泉の情報を伺うと

今は海の侵食で立入禁止が続き撤去されているらしい

でもそう簡単に諦めきれず海側から廻ってみるが

やっぱり荒れ果てた雑草の中に残骸が見えていた

非常に残念 ここも閉鎖されてしまった

 

 

いったい北海道では

毎年幾つの温泉が閉鎖となっているのだろう?!

『温泉は待ってくれない。 いつ入るの? 今でしょ!』 古ぅっ

今回も可能な限り温泉に入ろうと思うのであった・・・

 

倶多楽湖・登別温泉地獄etc

もう時間を潰せない

 

 

14:00過ぎ

だめもとでホテルに顔出すとチェックイン可能だという

今回の旅で一番奮発した宿だ

ここはうちの常連さんからの強い推しがあったホテルで

乱暴な言い方をすると

登別温泉をぎゅーじっている第一滝本館所有のビジネスホテル

なので道向かいの本館のお風呂が無料で何度も入れるのだ

『入浴料で¥2,000 宿泊で¥6,000と考えれば安いんじゃない』

そうアドバイスする彼の意見に従った訳だ

 

登別温泉 第一滝本館を調べてみると

創業は1858年 北海道最古の老舗温泉旅館

敷地面積1500坪 35の浴槽 7種類の源泉に温泉プール

そんな巨大温泉旅館なのだ!

到着後真っ先にお目当ての風呂に向かうと

数名の従業員が手作業で清掃中である

すでに10名ほど入浴しているのだが

広大な浴槽内で作業をされていても全く気にならない

こんなバカでかい温泉は見た事が無い

 

次から次ぎへと違う泉質を楽しみ

身体が火照ったら露天風呂で涼み

お好みで生ビールまで注文できる仕掛けだ

貧乏性の俺は 元をとるかの様に温泉を堪能してみたのである

 

そして偶然にも今夜は鬼花火というイベントが開催される日

一時 寂れてしまったと聞く登別温泉

現在はインバウンドで盛り返している様だが

こういった努力があったのですね

地域の皆が一体となって頑張っている姿は微笑ましく写った夜だった

 

鬼花火の動画

明日はきっと晴れる!!

泊りは上富良野の「とほ宿・旅の途中」に決めた

さて どんなルートにしようかナ・・・

 

つづく

 

2017北海道ツーリング③

6月30日

朝食付きプラン¥8,500の滝本イン

結構充実しているバイキングメニューからコーヒーだけを頂き

足早に苫小牧に向かう

 

普段は寝坊助の俺も なぜかツーリングの時は早起きになる

うちのお客様の行動も頷ける

ましてここ北海道は本州より若干太陽が早く昇る

カーテンを開けておくと朝陽で自然と目が覚める

なかなか健全な生活リズムのロンリーライダー

真っ先に目指すはホッキカレー

昨日からそう決めていた

朝の時間は並ぶ事も無くサッと朝食を済ませられる

苫小牧はどんより曇の空だったが

支笏湖方面に近づくにつれ快晴となり

樽前山登山口の7合目駐車場は雲ひとつ無いピーカンとなった

 

 

 

 

トイレにて身支度をトレッキングモードにチェンジをして

いざ二年越しの樽前山へ・・

と ここへ来て水を買うのを忘れた事に気が付く

まったくそそっかしい性格に呆れてしまうがもうどうしようもない

 

web情報どおり15分も登ればそこは森林限界となり

視界一面雄大な景色が広がる大パノラマだ

そして30分程で外輪山に辿りつける

雑な言い方をすれば

歩き出して30分で富士山のお鉢に登ってしまう様なもの

独立峰ではないので360度の眺望はないけれど

バイクで走る北海道とはまた違った大自然を簡単に楽しめる

 

ただ来た道を戻ってもつまらないので

この外輪山を時計回りに西ピークから風不死岳方面から戻り

約2時間半のトレッキングを堪能した

来年また訪れてもイイ そう思った!

 

 

今日の目的はこれで達成したと言える程満足してしまった

ただ7合目駐車場からの帰路も当然ダート

中途半端に整備してあるので

オートバイでの下りは死にそうに怖かった

ちなみに登り道では冒険号のトラクションコントロールが異常に反応し

ギクシャク走行となり巧く走る事ができなかった

これが装備されているバイクの方は解除して登りましょう

 

 

セイコマートで水分補給を終え千歳を目指すと

ぴったりiPadのルート上にフラッグが表示している

走りながら確認すると千歳の「味の一平」だ

確か味噌ラーメンが有名で行列が絶えない人気店だったはず

これは入るしかないっしょ・・

 

確かに13時をまわっている平日にも関わらず

多少の行列を作り 居る間にもどんどん客が入ってくる

店員さんは全員女性だ

期待しつつ一番人気の味噌ラーメンを待つ

 

ひと口 ふた口 食べ進めるが??

これのどこが旨いの? まぁ~どうってことない一杯だった

そっとiPadのお気に入りから削除した

無性に何か無駄遣いした様な気分を残したまま

R452夕張国道を北上する

 

 

 

おそらく初めて使う道だけど超快適ロード

夕張市内を抜けた先からは民家すらなく

芦別市までの60~70kmをひたすら自分のペースで攻めれる

嬬恋パノラマライン(北コース)の超長いヴァージョンだな・・

しかも交通量が北海道においても極端に少なく

かなりのハイペースでの走行が可能

なかなか移動するには快適な道だ

ただし動物には注意をしましょう

 

常連さん情報からの次なる目的地は

芦別市の「カナディアンワールド公園」

 

バブル時代に建設されたテーマパークだったが

現在は閉園され 地元の方たちの手によって維持管理

無料開放されているパーク

プリンス・エドワード島を忠実に再現している様で

赤毛のアンの家やリンド婦人の家などがあり

本国よりもここの方が忠実に再現されていると言うファンの声が聞けた

 

たっぷり散歩の後は十勝岳温泉で汗を流す事にする

キタキツネに会いたければこの界隈へ行けば必ず見れる

そう断言できる程この一帯は彼らの生活圏となっていて

今回も道路上で母キツネが子にミルクを与えていた

なのでスピードを抑えゆっくり走ってあげましょう

 

あまりにのんびりしてしまったので

宿の夕食時間が間近に迫る

確か『18:30までにはお越しください』と言われていた気がする

なので急いでとほ宿「旅の途中」2食付¥5,300へ向かう

今宵の旅友さんは4名

まだまだ閑散期なのだろうか? 空いていて嬉しい

 

21:00から2時間限定カンパ制でのお茶会(飲み会)だと言うので

常連さんに見習い¥200を貯金箱に投入してみる

年のころ50代後半の大阪から来られたライダーさんは

今回初めての北海道ツーリングだと言う

年齢的にも当然現役で働いているけれど

有給消化の為 この年になってやっと憧れの渡道となったらしい

今回は道内3日程の滞在なので

次回があれば ゆっくり廻りたいと寂しそうに小さく喋る

ちょっと感慨深く話すこの先輩が妙に気になった・・・

 

 

 

7月1日

今日からホクレンフラッグの発売日だ

またひとつ楽しみが増える

そしてこれからは道東エリアに走り進めるルートにする

宿は北見市内のビジホをすでに予約してある

なのでたっぷり美瑛~富良野を観光してから向かうと決めている

 

 

人混みを覚悟し

場に似合わない身なりのライダーが一人

ごった返すニングルテラスを散策する

 

例の喫茶店は案の定猛烈な行列をつくっている

順番待ちの記名をする様な態度で店内に入った一瞬

貴重な一枚を納める事ができた

 

よし! これで満足

富良野をあとにする・・・  つづく