尋問をうける

ある日 骨髄バンクから通知が届く

「ドナー登録者へ  あなたの骨髄が適合しました』と

その中には数枚のアンケートや 注意事項の書類が同封され

本人同様 家族の同意も重要で必須だと記されている

 

その日の夕食時

『実は骨髄のドナーが適合し、移植を待っている患者がいる』

『しかも早期提供を希望されていて、お父さんは是非提供したいんだ』と切り出す

皆 唖然とした表情をみせたが 私の意志に賛同をしてくれた

 

 

必要書類に早速記入し投函をする

 

数日後 骨髄バンクの事務局から電話が入る

女性の声で淡々と矢継ぎ早に質問をしてくる

私の健康上の事について 周到に事細かくだ

 

素人の私でも事の重要性を理解しているからこそ

一切隠し立てすることなく記入をした事に対して・・

 

近々の健康診断の数値や内容を問い詰められ 答えられずにいると

詳細を知りたいので 明日もう一度電話します と電話を切られた

 

翌日 仕事中に電話が鳴り

また詳細に関しての質問がつづく

昨日聞かれた事について返答を終えると また違う内容へと質問がつづく

 

すべての検査の内容や数値なんて覚えていないよぉ

『手元に健康診断の結果表ないんですかー』って

まるで 叱られているような気分 さらに尋問がつづく

不健康な生活をしている俺がイケないんだけど

犯罪者のような扱いだ

こんな人間味の感じられないスタッフが バンクの職員だなんて呆れてしまう

 

適合通知から健康に気を使い

節酒を行ない いい機会だから禁煙しようとも真剣に考えていたのに

コイツの電話で 嫌な気分へと変わってしまった

気が長い方ではないので 私の受け答えも変化していく

「はい」 「いいえ」 「そうですね」

この言葉しか喋らなくなっていきました(反省)

 

さすがに最後に一言

『私が(不健康体で)いけないんですか??』

『あなたの話し方に、私は不快感を感じてます』と・・・

あー 嫌になる性格だ

しばし反省  自己嫌悪

 

 

私の骨髄でよければ 喜んで提供したい気持ちは変わっていないが

貰う側だって綺麗な成分の骨髄の方がいいに決まっている

まぁそれはそれとして

不愉快なのは電話の女だ 名前を聞いておけばよかった

来週に再度 結果を電話してくると言うので その時には聞いておこう

 

もう驚かなくなったけど

職業として仕事に就いている方を見かけるが

今回の様なデリケートなポジションでさえも 毒されていたのか・・

いまこうしてキーボードを打ちながら なんだかまた腹が立ってきた

 

 

 

 

 

八重洲出版から雑誌が送られてきた

 

先日の話のPR(無料)の件

白黒ページだけど 我が宿を紹介していただけた


※ 記事はちょっとぼかしを入れさせていただきました

 

とっておきの信州

うーん やっぱり八重洲出版はブレてませんねー

今回も信州人も知らなかった情報が載っている

 

よかったら本屋さんで手にとってみて欲しい

そして できますれば購入していただけたら嬉しいです!!

 

 

 

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